

まず宗吾にいる新型スカイライナーについてですが、車庫と駅の間はちょこちょこ往復しているものの、まだ営業線での試運転は行われていないみたいです。
ところで、鉄道車両の場合起動加速度と高速性能は相反するものなので、高速性を上げれば当然加速度は低くなるだろうとは予想していたものの、2.0km/h/sまで落ちるとは想定外でした。そのことから考えると、有料特急専用車両としてはおそらく日本一の起動加速度を誇っている現行AE100の方が100km/hあたりまでの到達は速いものの、逆に新型AEの場合は100km/h以上の速度域でも加速度があまり鈍らないといった感じでしょうか? そもそも起動からの加速は上野〜成田空港の場合だと3度しかないのでさほど高い必要はなく、それより160km/hで走行できる区間が短いだけに、高速域での加速性能をかなり重視したといったところなのでしょう。
あと、このようつべ動画をもう一度ご覧ください。
M1車が通るたびに、これまでの京成車両にはなかったとても甲高い不気味な音を発してるのがわかりますが、これは補助電源装置か何かの音でしょうか? だとしたらよほど強力なのを載せてることが考えられますが、これほど五月蝿い音で室内には入って来ないのかどうか興味深いところです。
一方、青電カラーにリバイバルされた3300形ですが、試運転後すぐに営業運転が開始されるのかと思いきや、何故かそれからもう1週間が経とうとしている現在もなお開始されず、公式サイトでもなかなか発表されません。
それにしても、赤電オリジナルカラーにリバイバルされた3200形3295〜3298のときも初めのうちは違和感があったものですが、今回はそれをさらに上回るぐらいの不自然な印象を受けます。やはり青電を生で見ていた世代にとっては、3600形のような前面形状、種別方向幕、冷房装置、両開き扉などが異様な感じでなりません。しかしながら、営業線での青電カラーは2100・2000・210形グループが全廃されるにあたり、同じくリバイバルされ、さよなら運転が行われた2101-212-211-2102以来およそ21年ぶりのこととなるだけに、復活は嬉しくも懐かしくもあり、早くこの目で走ってる姿を見てみたいものです。