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また、管理人はできるだけ正確な情報を記すよう心がけてはおりますが、
中には間違っている部分もあるかもしれませんので、予めご了承ください。

2025年06月06日

2024年度京成車両記録他





大変遅くなりましたが、2024年度の京成車両の動きについて記録を行いたいと思います。
2024年度は増備されたのが6両編成1本、廃車されたのも合計6両と同数で、車両全体の増減はありませんでした。


§増備車両

■3200形(2代目)

★3200形:3205-3206+3201-3202-3203-3204

運行開始日:2025-02-22

製造所:日本車輌製造

以上6両編成1本6両

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§廃車車両

■3500形

★3551-3552(運行最終日:2025-02-20)

竣工届出日:1974-07-30

車体更新:1999-07-26

製造所:日本車輌製造

制御方式:抵抗制御

在籍期間:約50年7ヶ月

★3553-3554(運行最終日:2025-02-21)

竣工届出日:1974-07-30

車体更新:2000-10-12

製造所:日本車輌製造

制御方式:抵抗制御

在籍期間:約50年7ヶ月

★3555-3556(運行最終日:2025-02-22)

竣工届出日:1974-07-30

車体更新:2000-07-27

製造所:日本車輌製造

制御方式:抵抗制御

在籍期間:約50年7ヶ月

以上計6両

📷廃車となった3500形の一例/3552(左)/2003-09-04/千葉中央駅/画像提供:レッドラインさん
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§その他

■3700形の機器更新
2023年度中に3788編成のVVVFインバーター装置の半導体素子がGTOから3100形と同じSiCに変更され、他の編成にも波及するのかどうか注目されていましたが、2024年度には3758編成に対して同様の機器更新が行われました。
その後2025年度に入り3798編成が今現在宗吾にて機器更新が行われている可能性が高そうとのことで、今後も初期の編成を除き更新が進められていくものと思われます。


§2025年度以降

5月22日に2025年度の鉄道事業設備投資計画が発表され、車両関連では引き続き3200形6両編成2本12両を増備することがわかりました。
なお5月21日に発表されたD2プランでこの3200形に関して驚いたのは、2027年度までの向こう3年間で90両もの増備を行うということ。
これは京成としてはかなりめずらしいほどの大量増備だといえるのではないかと。
そのわりに2025年度が12両のみというのは少なすぎる印象で、2026・27年度の2年間で72両も製造しなければなりません。
そして3200形は2024年度増備分の6両と合わせて2027年度までに96両となり、それで増備が終了するのであれば編成形態が共通の3500形とトータルの車両数も同じことになりそうです。
それほど一気に大量増備することから、3400形・3500形・3600形はもとより、初期の3700形1次車やリニューアル未施工の8800形も廃車対象になるかもしれません。
個人的には昔の車両が一気になくなってしまうのはきわめて残念ながら、以前の記事でも述べたように京成の社内では昔の車両を一部残すという考えもあるようなので、どうなるのか楽しみなところです。

次に押上−成田空港間を結ぶ新型有料特急を運行することも発表されましたが、これにも驚きました。
それは都営や京急方面に直通できない限り、押上線に有料特急が運行されることはないと思っていたからです。
しかし押上といえば一大観光地のスカイツリーがあるほか、二駅先で歩いても行ける浅草も近いので、とくにインバウンドの利用が見込めるでしょう。
また東武スカイツリーラインや東京メトロ半蔵門線・東急田園都市線沿線から成田空港が現在よりも短時間で結ばれるほか、2030年代半ばには有楽町線の延伸により豊洲方面への湾岸エリアと結ばれることもかなり大きいかと思います。
そんなこんなでたとえ押上折り返しでも有料特急を走らせれば需要は十分にあると考えたのではないかと。
ただ現在でも手狭すぎる押上駅でどのうようにして有料特急を折り返しさせるのでしょうか。
運行開始が2028年度とされているので、大がかりな改良工事を行う時間もなさそうですが、とにかくこれからますます押上駅の利用客が増えていきそうな中、現在のままだとどうにもならなくなるのは目に見えており、なるべく早めの対策が必要かと思います。
あとこの有料特急が将来的に押上から先へ直通するのかどうかですが、やはり都営というハードルが高すぎるのではないかと。
いろいろと妄想したくなる気持ちもわからなくはないものの、かなり厳しそうな感じがします。
仮に直通することになっても、それはまだまだはるか先のことになるでしょう。
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それから既存のスカイライナーAE形を9両編成以上の新型車両に置き換えることも発表されましたが、こちらは2030年代半ばと今から10年前後先のことになります。
それより当ブログで以前にも述べたように、せっかく160q出せる性能がある車両なのにその最高速度での運転区間が成田空港から印旛日本医大までときわめて短距離でしかないのはもったいないと思えてなりません。
なるべく早めに新鎌ヶ谷まで、また可能であれば高砂まで160q出せるようにするべきではないかと。
それにより短縮される時間は3〜6分程度とあまり大きくないことが考えられるものの、それでもだいぶ印象が異なると思います。
また押上発着の有料特急も運行するとなればより効果的でしょう。

それ以外にも成田空港付近のJRとの並走区間の複線化や、2駅に分かれている成田空港駅の統合、宗吾車両基地や工場の拡充なども含め、将来的に京成はかつてのイメージからは考えられないほど変わっていくことが予想されます。
大震災やコロナみたいな感染症などが起きない限り将来の展望は明るいと言えるでしょう。
個人的にも大きく変わった京成を見届けるまでは死ねないという思いも強くなってきました。
というわけで心から期待したいものです。
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2024年05月10日

2023年度京成車両記録





大変遅くなりましたが、2023年度の京成車両の動きについて記録を行いたいと思います。
2023年度は増備されたのが8両編成1本、廃車されたのも8両編成1本と同数で、車両全体の増減はありませんでした。


§増備車両

■3100形3150番台

★3100形3157-1〜8

運行開始日:2023-06-18

製造所:総合車両製作所(J-TREC)



以上8両編成1本8両


§廃車車両

■3400形

★3431-3432-3433-3434-3435-3436-3437-3438(運行最終日:2023-04-14)

竣工届出日(車体新造):
3431-3432-3433/3436-3437-3438=1995-01-26
3434-3435=1995-03-22

製造所:大栄車輌

制御方式:界磁チョッパ制御

在籍期間:約28年3ヶ月/約28年1ヶ月

種車番号:3431(AE53)-3432(AE52)-3433(AE51)-3434(AE58)-3435(AE59)-3436(AE60)-3437(AE32)-3438(AE39)

種車竣工届出日:1978-03-15(AE51・AE52・AE53・AE58・AE59・AE60)
1972-02-07(AE32・AE39)

種車部品在籍期間:約45年1か月/約51年2か月

📷画像はWikipediaより
Type3400-Keisei



以上8両編成1本8両

この3438編成はデジタルSR無線が設置されないまま2024年度になっても毎日のように運行されていましたが、中旬になって営業運転が終了しました。
従って2024年度に廃車されたことになるものの、先の3157編成の代替と考えるのが妥当なことから2023年度廃車分に含めています。


§その他

■3000形3056編成
3100形3057編成の導入にともない、3000形3056編成が京成標準カラーに変更のうえ京成本線に転用されました。
それにより成田スカイアクセス仕様のオレンジカラーの3000形3050番台はすべて消滅となっています。



■3700形3788編成
年度末に京成としてはきわめてめずらしく機器更新が行われ、VVVFインバーター装置の半導体素子がGTOから3100形と同じSiCに変更されました。
この機器更新が3700形の他の編成にも行われるのかどうかは今のところまだわかりません。

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2023年04月14日

2022年度京成車両記録





遅くなりましたが、2022年度の京成車両の動きについて記録を行いたいと思います。
いまだ確定的なことがすべてわかったわけではありませんが、もうこれ以上遅らせるわけにもいかないので、管理人の憶測も一部含めて記載することにしました。

§増備車両

2022年度に増備された車両はありません。


§廃車車両

■3400形

★3411-3412-3413-3414-3415-3416-3417-3418(運行最終日:2023-03-23)

竣工届出日(車体新造):
3411-3412-3413/3416-3417-3418=1993-09-27
3414-3415=1994-05-19

製造所:大栄車輌

制御方式:界磁チョッパ制御

在籍期間:約29年6ヶ月/約28年10ヶ月

種車番号:3411(AE13)-3412(AE12)-3413(AE11)-3414(AE38)-3415(AE33)-3416(AE20)-3417(AE18)-3418(AE19)

種車竣工届出日:1972-03-31(AE11・AE12・AE13・AE18・AE19・AE20)
1972-02-07(AE33・AE38)

種車部品在籍期間:約49年6〜8か月

📷京成3411/2004-06-10/京成津田沼駅付近/画像提供:レッドラインさん
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🎥京成3418編成の動画



■3700形

まだそれほど古いわけではない3700形は本来であれば廃車が出ることはなかったはずですが、2022年11月17日に発生した高砂駅構内の脱線事故により3788が使用不能となってしまったようです。
それにより3788編成から3787-3788の2両ユニットを外し、6両編成で運用されていた3748編成の3747-3748の2両ユニットを3787-3788に改番のうえ3788編成の残り6両と連結し、事故前と同じ8両編成でおよそ3ヶ月半ぶりに3788編成が運用復帰しました。
3748編成の残り4両の廃車は、以下のような情報があることからほぼ間違いないでしょう。


★3741-3742-3743-3746(運行最終年月:2022-11)
※3788編成の脱線事故が起きる数日前からすでに運用離脱していたという情報有

竣工届出日:1995-02-03

製造所:日本車両

制御方式:VVVFインバータ制御

在籍期間:約27年9ヶ月

📷成田側4両が廃車となった3748編成/2022-09-30/幕張本郷駅/画像提供:レッドラインさん
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📷3787-3788に改番のうえ生き残った3748編成の上野側3747-3748/2022-09-30/幕張本郷駅/画像提供:レッドラインさん
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🎥京成3748編成の動画




上記の画像からもわかるように6連化後の3748編成の3742は2種類のパンタグラフが混在していましたが、上記の動画で2022年11月にシングルアーム式に統一されたことが確認できます。
ただし11月17日の数日前から運用離脱していたという情報が事実であれば、統一されてからほんの数日しか運用されなかったことになるでしょう。

一方、元の3787-3788についても3747-3748を3787-3788に改番したことからすると今後復帰の可能性はきわめて低いため、2022年度の廃車車両として以下に記録しておくことにします。

★3787-3788(運行最終日:2022-11-17)

竣工届出日:1996-03-01

製造所:日本車両

制御方式:VVVFインバータ制御

在籍期間:約26年9ヶ月

📷京成3788編成3787-3788の事故時の画像


🎥事故前の京成3788編成の動画


以上合計14両

なお、いまだデジタルSR無線が設置されていない3400形3438編成ですが、4月に入っても毎日のように動いています。
京成ではこの4月からデジタル無線への完全移行を行うはずだったと思いますが、それも脱線事故により予定が狂い延期になったのかもしれません。
3438編成が今後どうされるのか注目されるところです。
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2023年03月31日

京成車両記録について





2022年度の最終日となりました。

本来であれば年度末にはその1年間に京成で増備および廃車された車両についての記録を行うのですが、今年度は増備された車両は1両もありません。
ただしデジタルSR無線への改造工事に伴う予備車8連3本が工事終了により予備車としての役目を終えることで、2022年度はその8連3本分が増備されたも同然の状態となるので、同数程度の代替廃車が出そうなことは以前より述べてきました。

しかし年度最終日となった現時点で廃車になったことが確実なのは3400形3418編成のみで、3700形8両も除籍された可能性が高いものの、まだハッキリしたことがわからないというのが正直なところです。
またデジタル無線が搭載されていない3400形3438編成も本日は61Kで運用されているようですが、それが最後になるかもしれません。

とにかく2022年度は11月17日に高砂で発生した脱線事故で3788が使用不能となったことにより、当初の廃車計画を変更せざるを得なかったことが考えられます。
まだそれほど古くはない3700形が数を減らした可能性が高いことは残念ではありながら、そのために貴重な界磁チョッパの3600形3688編成にデジタル無線を急遽搭載し延命されたことは本当に救いだといえるでしょう。

というわけで2022年度の京成車両記録については状況がわかった後に掲載したいと思います。
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2022年03月25日

京成2021年度車両記録





2021年度の終わりが近づいてきました。

今年度は2020年度までと同じく3100形3150番台8連2本が増備され、それにより3100形は6本となっています。
アクセス特急の大半が3100形で運行されるようになった一方で、3000形3050番台は残り1本にまで数を減らしました。

廃車は3400形8両と3500形6両のほか、北総へリースされていた7800形が2020年6月に青砥駅構内で脱線事故を起こした関係で中間車2両が除籍され、3700形で初の廃車が発生しています。
増備車両と廃車車両はともに16両で、今年度は車両の増減はありませんでした。

それでは今回もまた2021年度中に増備および廃車された車両について記録を行いたいと思います。


§増備車両

■3100形3150番台

★3100形3156-1〜8

運行開始日:2021-09-30

製造所:総合車両製作所(J-TREC)



★3100形3155-1〜8

運行開始日:2021-11-13

製造所:日本車両



以上8両編成2本16両


§廃車車両

■3400形

★3421-3422-3423-3424-3425-3426-3427-3428(運行最終日:2021-09-29)

竣工届出日(車体新造):
3421-3422-3423/3426-3427-3428=1994-03-28
3424-3425=1994-07-05

製造所:大栄車輌

制御方式:界磁チョッパ制御

在籍期間:約27年3〜6ヶ月

種車番号:3421(AE43)-3422(AE42)-3423(AE41)-3424(AE48)-3425(AE49)-3426(AE50)-3427(AE22)-3428(AE29)

種車竣工届出日:1972-02-07(AE41〜50)
1972-03-31(AE22・29)

種車部品在籍期間:約49年6〜8か月

📷京成3428/2001-02/実籾駅付近
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■3500形

★3549-3550+3517-3518-3519-3520(運行最終日:2021-11-11)

●3517-3518-3519-3520

竣工届出日:1973-04-30

製造所:東急車輌

制御方式:抵抗制御

帯色変更:1993-08-13

更新工事:3519-3520:1997-09-25/3517-3518:1997-11-29

在籍期間:約48年6ヶ月

●3549-3550

竣工届出日:1974-07-30

製造所:日本車両

制御方式:抵抗制御

帯色変更:1994-06-02

更新工事:1999-11-22

在籍期間:約47年3ヶ月



■3700形

★3742・3744=元北総7812・7814(運行最終日:2020-06-12)

竣工届出日:1995-02-03

製造所:日本車両

制御方式:VVVFインバータ制御

北総帯色変更:2015-03

在籍期間:約25年4ヶ月

🎥京成8連時代の3748編成


以上計16両
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2021年03月26日

京成2020年度車両記録





2020年度の終わりが近づいてきました。

今年度は3100形8連2本が増備されましたが、それに伴い3600形8連2本が廃車となり、界磁チョッパの3600形は消滅してしまう可能性が高そうに思っていたものの、実際には3658編成のほうが8連まるごと除籍されたのに対し、3688編成については中間車2両のみが抜かれ、残る6両はリバイバル化によりかろうじて消滅を免れています。
その代わり3400形から初めて廃車が発生し、3408編成8連1本が除籍されました。

それでは例年通り2020年度中に廃車となった車両に加え、今回より増備された車両についても記録を行いうことにします。


§増備車両

■3100形3150番台

★3100形3154-1〜8(運行開始日=2020-07-11)



★3100形3153-1〜8(運行開始日=2020-07-18)




§廃車車両

■3600形

★3651-3652-3653-3602-3603-3656-3657-3658(運行最終日:2020-07-01)

●3651-3652-3653-3656-3657-3658

竣工届出日:1987-06-17

製造所:東急車輌

制御方式:界磁チョッパ制御

帯色配置変更:1993-09-30

在籍期間:約33年

●3602-3603

竣工届出日:1982-06-15

製造所:東急車輌

制御方式:界磁チョッパ制御

帯色配置変更:1994-12-27

在籍期間:約38年1ヶ月

📷京成3658(左側)/2016-10-24/勝田台駅/画像提供:レッドラインさん
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★3662−3663(運行最終日:2020-07-02)

竣工届出日:1988-03-26

製造所:東急車輌

制御方式:界磁チョッパ制御

帯色配置変更:1994-02-07

在籍期間:約32年3ヶ月



■3400形

★3401-3402-3403-3404-3405-3406-3407-3408(運行最終日:2020-08-09)

竣工届出日(車体新造):
3401-3402-3403/3406-3407-3408=1993-01-27
3404-3405=1993-03-25

製造所:大栄車輌

制御方式:界磁チョッパ制御

在籍期間:約27年4〜6ヶ月

種車番号:3401(AE3)-3402(AE2)-3403(AE1)-3404(AE23)-3405(AE28)-3406(AE10)-3407(AE8)-3408(AE9)

種車竣工届出日:1972-03-31

種車部品在籍期間:約48年4か月

📷京成3408/2001-02/実籾駅付近
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2020年03月07日

京成2019年度廃車記録





本年度もまた年度末が近づいてきました。

2019年度の京成ではスカイライナー向けとしてAE系の9本目となるAE9編成が増備されたほか、一般車では成田スカイアクセス向けの新型車両3100形が登場し、8両編成2本が導入済みとなっています。
そのうち一般車両についてはアクセス特急向けの車両が従来の6本から7本体制とされたことにより、3100形2本のうち増備対象とされたのは1本のみで、その代替として3000形3051編成が京成仕様に変更のうえ本線に転用され、さらにその玉突きで3600形8両が廃車ということになりました。
導入された新車が計16両に対し、除籍されたのが8両のみという点で今年度はまだ幸いだったといえるかもしれません。

それでは例年通り2019年度中に廃車となった3600形について簡単に記録しておきたいと思います。

■3600形

★3631-3632-3633-3636-3637-3626-3627-3638(廃車:2019-10-30)


●3631-3632-3633-3636-3637-3638

竣工届出日:1987-06-17

製造所:日本車両

制御方式:界磁チョッパ制御

帯色配置変更:1995-01-31

在籍期間:約32年4ヶ月


●3626-3627

竣工届出日:1986-06-28

製造所:東急車輌

制御方式:界磁チョッパ制御

帯色配置変更:1995-06-09

在籍期間:約33年4ヶ月


※8連化:1997-10-04

※6連化:2019-07-08

3631-3632-3633-3626-3627-3638

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2019年04月19日

平成時代の京成車両





まもなく平成時代が終わろうとしていますが、そこで今回は平成30年間の京成車両の変遷について簡単に振り返ってみましょう。
なお、今回の記事ではあえて西暦の表記はせず、元号のみの表記とします。

まず、昭和63年3月までに2100形・210形・2000形が廃車されたことにより、青電と呼ばれる車両は昭和時代のうちに全廃となりました。
その後平成に入って最初に増備されたのは元年6月と7月に竣工した3600形3678・3688編成の6連2本で、3688編成は3600形の最終増備車となっています。
平成2年6月には有料特急専用車両のAE100形が登場し、平成5年5月までに8連7本が揃えられ、初代AE形が全車淘汰されました。

翌平成3年3月には3700形が登場し、それに伴い赤電と呼ばれる車両(3000形・3050形)から初の廃車が発生しました。
その後も3700形の増備はほぼ毎年行われ、途中で3800番台に突入したり、3828編成よりマイナーチェンジされたりしつつ、平成14年3月に新造された3868編成まで、11年間で8連15本、6連2本の計132両が新造されています。
それにより平成3年3月に全廃となった赤電の3000形に続き、3050形が7年3月、3100形が翌8年3月、3150形が13年5月にそれぞれ形式消滅となり、全部で6形式258両あった赤電は平成14年4月の時点で2形式142両にまで数を減らしました。

平成15年になると新形式となる2代目3000形が登場し、2月に営業運転を開始しました。
さらに平成22年7月17日の成田スカイアクセスの開業に伴い、160q運転に対応した有料特急専用車両2代目AE形が登場し、現在までのところ8連8本64両が活躍中です。
一方、AE100形については2代目AE形が新造されてもすぐに代替廃車とはならずに、新たな本線有料特急「シティライナー」として活躍することになったものの、徐々に本数が減らされていき、平成28年2月中にはついに全廃となりました。

3000形はその後成田スカイアクセス向けとされた3050番台も増備されたりして、平成31年3月1日に営業運転が開始された3042編成まで8連19本、6連29本の合計326両という大量導入となりました。
その3000形の増備により3200形が平成19年11月、3300形が平成27年3月に全廃となり赤電が消滅したほか、未更新のまま残っていた3500形が平成29年2月までに全車引退となっています。
さらに平成30年9月には3500形更新車からも4連1本の廃車が出たほか、3600形も淘汰が進行しており、そのうち3648編成は平成時代最後に京成で廃車された車両となりました。

以上をまとめてみると、平成時代の京成は特急型車両120両、通勤型車両470両の合計590両を新造したことになります。
それは平成初期の京成の全営業車両数となる438両を大きく上回り、現在の全営業車両数にさえ匹敵するほどの数といえ、京成は他の大手私鉄に比べ絶対的な車両数が多いとは言えないものの、それでもいかに多くの車両を増備してきたのかがわかろうというものでしょう。
その一方で、平成中に廃車となったのは特急型車両98両(うち保存車2両)、通勤型車両334両(うち保存車1両)の合計432両となり、2世代に渡る有料特急専用車両や258両もあった赤電全車がこの一時代に消滅したことを考えると、平成30年間の重みというものを強く感じずにはいられません。

なお、これは決して京成が狙ったということではなく単なる偶然だとは思いますが、ちょうど平成時代末に3000形の増備が終了し、新たな元号の令和元年に前回の記事で取り上げた新型車両の2代目3100形が登場することになったわけです。
個人的に期待以上の内容だった3100形の登場は楽しみなものの、それに伴って令和時代もまた従来の車両がどんどん置き換えられていくことになるのは間違いなく、管理人としてはその淋しさもあるだけに複雑な心境といったところでしょうか。

それでは今回が平成最後の記事となります。
令和時代に入ってからもまた当ブログをよろしくお願いします。
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2019年03月08日

京成2018年度廃車記録





幸いにして2017年度は廃車がなかった京成ですが、今年度は3500形更新車から初の廃車が出たほか、3600形も引き続き数を減らすことになってしまいました。
今回はその廃車となった車両について簡単に記録しておきたいと思います。


■3500形更新車

まず2018年9月には6両編成の3000形3039・3040編成が導入されたことにより、3500形更新車3532編成4連1本が廃車となりました。

★3529-3530-3531-3532(2018-09下旬)

竣工届出日:1973-06-15

製造所:川崎重工

制御方式:抵抗制御

帯色配置変更:1994-03-17

更新工事:3531-3532=1998-05/3529-3530=1998-7
※2019-04-04追記:こちらの更新年月は高橋大輔様より情報をいただきました

在籍期間:約45年3ヶ月




■3600形

その後年度末には3000形3041・3042編成の導入により、3600形3678編成に続いて3648編成も廃車となった模様です。
3048編成は2018年10月に中間車2両(3646-3647)を外した6両編成として運用されており、外された2両は休車扱いで宗吾に留置されていましたが、おそらく同時に廃車となったものと思われます。

★3671-3672-3673-3666-3667-3676-3677-3678(2019-02中旬)

●3671-3672-3673-3676-3677-3678

竣工届出日:1989-06-30

製造所:東急車輌

制御方式:界磁チョッパ制御

帯色配置変更:1993-11-26

在籍期間:約29年8ヶ月

●3666-3667

竣工届出日:1988-03-26

製造所:東急車輌

制御方式:界磁チョッパ制御

帯色配置変更:1994-02-07

在籍期間:約30年11ヶ月

※8連化:1998年12月




★3641-3642-3643-3646-3647-3622-3623-3648(2019-02下旬)

●3641-3642-3643-3646-3647-3648

竣工届出日:1988-01-28

製造所:日本車両

制御方式:界磁チョッパ制御

帯色配置変更:1993-09-04

在籍期間:約31年1ヶ月

●3622-3623

竣工届出日:1986-06-28

製造所:東急車輌

制御方式:界磁チョッパ制御

帯色配置変更:1995-06-09

在籍期間:約33年8ヶ月

※8連化:1997年6月

※6連化:2018年10月(3646-3647休車)

📷京成3648/2016-10-24/勝田台駅/画像提供:レッドラインさん
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2017年03月24日

京成2016年度廃車記録





今年度の京成では最後まで残っていた3500形未更新車、および3600形からも初めて廃車が出ることになりました。

今回はそれらについて簡単に記録しておきたいと思います。


■3500形未更新車

★3585-3588(2017-02-26廃車)

竣工:1980-05-21

製造所:東急車輌

制御方式:抵抗制御

帯色変更:1994-12-05

在籍期間:約36年9ヶ月

※以下はこの3500形未更新車の引退により京成車両全体から消滅したもの

:完全切妻の前面スタイル

:前面外周に出っ張りのある額縁スタイル

:尾灯と一体ケーシングされていない単独の丸形前照灯

:前面下部左右の赤白切替式尾灯・急行灯兼用標識灯

:前面上部中央の行先・種別一体式表示幕

:前面貫通扉の差込式種別板

:低いタイプで薄緑色に塗装された運転台メーターパネル

:側扉間の3連窓

:未更新時代の赤電両開扉と同様のドアエンジンによる開閉動作と音

3500形3588以下4連/2014-06-04/千葉中央駅/画像提供:レッドラインさん
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3500形3585/2017-02-18/京成金町駅
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3500形3588/2017-02-18/京成金町駅
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■3600形

★3601-3602(2016-02-16廃車)/3606-3607(2016-02-03廃車)
※3601-3602は3668編成、3606-3607は3618編成のそれぞれ中間に組み込み

竣工:1982-06-15

製造所:東急車輌

制御方式:界磁チョッパ制御

帯色変更:1994-12-27

在籍期間:約34年8ヶ月

※3606-3607は2002年10月21日から2013年3月末にかけて帯色変更のうえ芝山鉄道へリース(帯が京成色に戻されたのは2013年12月)

3600形3602-3601/京成津田沼引き上げ線/2015-12/画像提供:レッド ラインさん
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★3611-3612-3613-3616-3617-3618(2016-02-03廃車)

竣工:1984-04-19

製造所:日本車両

制御方式:界磁チョッパ制御

帯色変更:1994-11-22

在籍期間:約32年7ヶ月

※2002年10月21日から2013年3月末にかけて帯色変更のうえ芝山鉄道へリース(帯が京成色に戻されたのは2013年12月)

芝山鉄道3600形3611/2008-08-22/京成津田沼〜谷津間/画像提供:レッドラインさん
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芝山鉄道3600形3618/2008-08-22/京成津田沼〜谷津間/画像提供:レッドラインさん
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芝山鉄道3600形3618/2012-01/京成津田沼〜谷津間/画像提供:レッドラインさん
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そのほか、今年度は千葉ニュータウン鉄道の9000形も引退となりました。

■千葉ニュータウン鉄道9000形(登場当初は住宅・都市整備公団2000形)

★9011-9012-9013-9014-9015-9016-9017-9018 (2016-03-20廃車)
住宅・都市整備公団2000形時代
=2102-2202-2302-2402-2502-2602-2702-2002

竣工:1983-12-07(9014-9015は1990-12-05)

製造所:日本車輌

制御方式:界磁チョッパ制御

在籍期間:約33年3ヶ月(9014-9015は約26年3ヶ月)

千葉ニュータウン鉄道9000形9011以下8連/2017-03-11/京成曳舟駅
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以上となりますが、昭和時代からの貴重な車両が次々と姿を消してしまっていることが残念でなりません。

また、更新工事の有無という差があるので当然のことではありながら、3501よりも3601のほうが先に廃車になるというのは、以前ではとても考えられないことでした。

おそらく来年度以降も3600形が淘汰されていくことになるのでしょう。
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2016年04月08日

さようなら京成AE100形





2015年度をもって京成の2代目スカイライナー、およびシティライナーとして活躍してきた京成AE100形が引退となりました。

すでに新年度となってしまいましたが、今回はそのAE100形について管理人なりの雑感とともに振り返ってみたいと思います。

まずAE100形登場までの経緯をお話すると、1972年に登場した初代AE形は成田空港が開港した1978年よりスカイライナーとして運行を開始しましたが、当時は都心側のターミナルが上野駅のみだったことや、成田空港駅(現東成田駅)も空港ターミナルから離れていたためバスに乗り継がなければならない不便さにより敬遠され、ほとんど空気輸送といった状態が続きました。

そのため、1985年頃にはそれまで30分毎だった運転間隔を40分毎に減らしたのですが、それから間もなく円高による海外旅行ブームが起きて、それまでガラガラだったスカイライナーが今度は満席になるケースもめずらしくなくなったばかりか、時間帯によっては積み残しさえ発生するようになったため、運転間隔は40分毎のまま車両編成を長くすることにして、6両編成7本だった初代AE形を8両編成5本に改造しました。

そこで不足となった2本を新型車両で補うことになり、AE100形が1990年6月に登場したというわけです。

そのほかにも、翌1991年に成田空港ターミナルビル直下への乗り入れを控えていたことや、スカイライナーのサービスやイメージを向上させるため、初代AE形をすべて置き換える目的もありました。

AE100形は京成で新造による量産車としては初のVVVFインバーター制御を採用した車両となりましたが、この当時はもはやVVVF自体はさほど目新しいものではなかったと思います。

ただ、昭和時代のVVVFはひとつのコントローラーで多くのモーターを制御する技術がまだ確立されていなかったため、1C4M制御が限界で、MT比も1:1の方式ばかりだったものの、昭和末期頃にモーターの出力を若干抑えながら1C8M制御の技術が可能になり、1988年に登場した東急1000系に初めて採用されたのですが、AE100形にもその方式と同様のものが取り入れられたという点は目新しかったと言えるかもしれません。

それにより8両編成で制御装置は3台と経済的になり、MT比はVVVFながら6M2Tとモーター車の比率が高くなっています。

また、営業運転開始ではほとんど同時期に出てきた東武100系スペーシアにわずかながら先を越されたものの、AE100形とその東武100系、さらにはJR北海道の785系も含めた3車種は、有料特急専用車両にVVVFを採用した最初期のものでした。

AE100形はそのほかにも当時最新の技術や装備をできる限り採用した京成の自信作ということで管理人の期待もかなり大きく、営業運転開始直後にさっそく乗りに行ったものです。

まず外観についてはまずまず有料特急らしいスタイルで、初代AE形と比べてもたいぶ見た目のインパクトが強くなったと感じさせられましたが、どこか垢抜けないという印象も否めませんでした。

鉄道車両としてはめずらしいリトラクタブル式の前照灯も、終日に渡り常時点灯するようになってからはあまり意味のないものになってしまったと言えるでしょう。

また、内装についても色調も含めて全体的にやはり野暮い感じで、それは同時期に登場した東武100系と比較しても明確であり、現に1991年のブルーリボン賞は東武100系に輝き、AE100形は歴代スカイライナー車両の中で唯一受賞を逃すという不運な車両となってしまいました。

そのほか、AE100形の大きな特徴として、先頭車が19.5m、中間車が19mと、それまで18m車ばかりだった京成としては全長が異例の長さになったことが挙げられます。

ちょうど関西の阪急や阪神、京阪といった私鉄の車両とほぼ同じ全長で、そのためジョイント音のリズムもそれらに似たものとなり、他の京成車両とは若干異なっていました。

ただ、全長が拡大されたことで建築物に接触しないように全幅が切り詰められ、それは座席の横幅にまで影響し、初代AE形と比較してシートピッチはせっかく大幅に拡大されたというのに幅は窮屈になった印象で、座面の前寄りが下がっているかのような構造とともに、お世辞にも座り心地のいい快適なシートとは言えなかったものです。

まぁそれほど長時間乗車するような車両ではなかったことが救いでしたが・・・

逆に進歩したと思えた点は、台車が3600形までのS形ミンデンからSU形になったことで、横揺れ時のショックがいくぶん軽減され、車両自体の乗り心地は良くなった印象を受けたことです。

なお、3.5km/h/sという起動加速度は赤電以降の通勤型車両とまったく同じで、有料特急専用車両としては日本一を誇っていたのは間違いありません。

JRとともにターミナルビル直下への乗り入れが開始された1991年3月19日に成田空港駅で行われた開業記念式典で、AE100形とJR253系成田エクスプレスが同時発車した際、本来ならばセレモニーなので足並みを揃えたほうが好ましいところ、AE100形の起動加速が速すぎてまったく話にならなかったニュース映像を記憶されている方も多いことでしょう。

その後2001年の暮れからは車内のリニューアル工事が行われ、暖色系だった内装を寒色系に変更したり、バリアフリーへの対応やトイレの改修などが施工されました。

3500形での更新工事の中止以降、通勤型車両についてはリニューアルなどほとんどせずに放置したままの京成も、さすがに有料特急専用車両だけは手を加えるのだなと思ったものです。

京成車両で車内のみリニューアルされた例というのはきわめてめずらしいと言えるかもしれません。

その後2010年7月17日に成田スカイアクセスが開業し、新型AEが登場したことにより、AE100形は本線の閑散時に運行される「シティライナー」として第2の活躍を開始することになりましたが、2010年の7月から8月にかけて、余剰となるAE108編成・AE118編成・AE148編成が廃車されました。

新製による量産VVVF車が編成まるごと廃車になったのは、JRグループを除けばこのAE100形3本が初ではないかと思います。

ともあれ個人的には京成が2種類の有料特急を運行し始めたことがかなり嬉しかったのですが、翌2011年3月11日に発生した大震災での原発事故による電力不足で真っ先に運行本数削減の対象とされたのがシティーライナーでした。

その後も特急料金が高すぎることによる利用客の低迷で、初代スカイライナーの初期の頃の空気輸送を彷彿させられるかのような有様が続いたため次第に本数が減らされ、晩期にはついに土曜休日1往復のみという状態になり、2015年11月29日をもってシティーライナーの定期運用が終了、翌2016年1月中の臨時運転を経た後、2月21日・28日の「さよならAE100形記念ツアー」をもってついに引退となり、初代AE形までの特急専用車両ほどではないにしても、やはり比較的短命で生涯を終えてしまった次第です。

新製による量産VVVF車が形式消滅となったのは、おそらくJRグループを含めても初のことではないでしょうか。

管理人としては、初代AE形の下回りがいまだに3400形で健在だというのに、それより20年ほどは新しいAE100形の機器類すら再利用されなかったのが残念でなりません。

3400形あるいは3600形に活用していれば、そのいずれかの形式の車両すべてをVVVF化できたのにとつくづく思います。

また、管理人は記念ツアーに参加しませんでしたが、事前にツアーの行程の中にはまずスカイアクセスの走行も含まれるだろうと予想していただけに、それがなかったのは意外だったと同時に、スカイアクセスで設計最高速度の130kmとは言わないまでも、せめてこれまで実績のない120kmを出して最後の力走を見せてくれることに期待していただけに、その点もちょっと残念でした。

最後にAE100形の画像集を掲載して結びにしたいと思います。

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2016年03月25日

京成2015年度廃車記録





今年度の京成の通勤型車両は3000形6連2本が増備され、その代替として増備分と同数となる3500形未更新車4連3本が廃車されました。

それにより3500形未更新車は3585-3588の残り1本のみとなっています。

今回はその廃車となった3500形未更新車について、簡単に記録しておきたいと思います。


★3589-3592(2016-02廃車)

竣工:1980-04-20

製造所:日本車両

帯色変更:1994-05-20

在籍期間:約35年10ヶ月間

📷3592/2003-09/千葉中央駅/画像提供:レッドラインさん



★3593-3596(2016-02廃車)

竣工:1982-05-21

製造所:日本車両

帯色変更:1994-10-11

在籍期間:約33年9ヶ月間

※3600形3601-3608とほぼ同時に新造された3500形の最終増備編成

※3592編成とともに今回の廃車により日本車両製造による3500形未更新車が消滅

※この3596編成については近年になってオールステンレス車体との記述が出てきたものの真偽のほどは不明

📷営業運転開始から間もない頃の3596/1982-06/京成千葉駅(現千葉中央駅)


📷帯色変更後の3596/2001-05/津田沼車庫



★3573-3576(2016-03廃車)

竣工:1979-06-13

製造所:川崎重工

帯色変更:1994-01-28

在籍期間:約36年9ヶ月間

※今回の廃車により川崎重工製造による3500形未更新車が消滅

※セミステンレス車体の3500形未更新車も同時に消滅

📷営業運転終了直前の3576以下4連/2016-03-06/千葉中央駅
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📷3573以下4連/2016-03-06/京成津田沼駅
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2015年04月10日

さようなら京成赤電





当ブログで何度も取り上げてきたとおり、2月末日をもって京成3300形が、そして3月22日をもって北総7260形が引退となりました。

これで昭和33年からの長きに渡り活躍し、“京成赤電”として親しまれてきた車両のすべて消滅してしまったことになるわけで、個人的にはまさに「ひとつの時代が終わった」という思いで一杯です。

幼少期からどこへ出かけるにもお世話になった車両の引退は、まるで家族を失ったも同然の寂しさとしか言いようがありません。

本当に管理人にとってもっとも身近で一番よく乗った車両だったと思います。

それだけに思い入れの強さといったら半端なく、20世紀末にWindowsのPCを初めていじりはじめた際、京成赤電全形式の登場時から晩年までの前面の形態や色の変化が一目でわかるイラストを描いたほどです。

当方は手で描く絵は人一倍下手なのですが、PCではなかなかうまく描けるので、当時すっかりハマったものでした。

すでにサイト本体でも公開したものではありますが、京成赤電の勇退を記念して全形式のイラストを再公開したいと思います。

なお、すべてを網羅しているわけではありません。

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さらに、京成3300形、北総7260形それぞれのさよならイベントの告知ポスターの画像と、相変わらず下手くそな撮影ながら駅での発車シーンを集めた動画も以下に公開します。

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とにかく京成赤電には大変お世話になりありがとうございました。

そして長年に渡り本当にお疲れさまでした。

管理人としては京成赤電についてまだまだ語っておきたいことや、記録しておきたいことがたくさんあるので、当ブログでは今後もしばらくは赤電関連の話題が続く予定です。
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2015年03月27日

北総鉄道7260形の記録





2月末に引退した京成3300形に続き、元京成3300形で北総鉄道にリースされていた7260形も今月22日のさよならイベントをもって最後の時を迎えてしまいました。

3300形の廃車後も、3週間ばかり7260形が運行されたことはせめてもの救いでしたが、管理人は今回もさよならイベントには行くことができなかったのに加え、その3週間の中でもちょうど仕事が休みで昼間から時間が空いている日に限って7260形がよりによって終日動いてくれないという始末だったため、どうしても暗くなってからの撮影にならざるを得なかったのは無念としか言いようがありません。

ただその撮影に行った翌日は運行されていたながら大雨、さらにそれから2日間は終日運行されないままさよならイベントに入ってしまったので、定期運用最後の撮影チャンスの日だったともいえ、かろうじて記録に残せたのは幸いでした。

というわけで、3300形と同じく夜間に撮影したものとなってしまいますが、7260形の画像と車両データを以下に掲載したいと思います。

★参考車両データ

北総7260形7261-7264(元京成3305-3308)

竣工:1968-11-09

冷房改造:1987-03-18

更新:1989-08-24(3305-3306)/1989-09-30(3307-3308)

製造所:日本車輌

主電動機製造所:三菱電機

駆動方式:WNドライブ

台車:FS-361A

在籍期間:約46年4ヶ月間

カメラ北総7260形7261側/2015-03-17/東松戸駅
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カメラ北総7261車内/2015-03-17
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※3300形は京成赤電唯一のスタンションポール(つかみ棒)設置車両でした。
また、天井から伸びる湾曲した鉄パイプと荷棚、スタンションポールが一体となったタイプも京成車両中3300形のみに採用されたもので、他の事業者の車両でも小田急2600形や5000形の一部ぐらいでしか見たことがありません。
国鉄時代の通勤型車両なども一体となっているタイプでしたが、若干形状が異なります。

カメラ北総7261運転台/2015-03-17
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カメラ北総7261連結面/2015-03-17
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カメラ北総7261電気扇/2015-03-17
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カメラ北総7261更新時表記プレート/2015-03-17
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カメラ京成時代の3305参考画像/2003-08-22/千葉中央駅/画像提供:レッドラインさん




★参考車両データ

北総7260形7265-7268(元京成3313-3316)

竣工:1968-11-20

冷房改造:1986-07-31

更新:1990-04-28(3313-3314)/1990-03-23(3315-3316)

製造所:汽車会社

主電動機製造所:東洋電機

駆動方式:TDカルダン

台車:KS-121A

在籍期間:約46年4ヶ月間

カメラ北総7260形7268側/2015-03-17/印西牧の原駅
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※京成最後の汽車会社製造による車両でした。
こちらの7265-7268のほうが、7261-7264よりも車体の痛みが激しかったような感じがします。

カメラ北総7266KS-121A空気バネ台車/2015-03-17
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※この台車も汽車会社の製造による貴重なものでした。
このような枕バネがよく見えるスイングハンガー方式の空気バネ台車は関東ではもともと少数派でしたが、ついに京成グループ全体から消滅し、関東の大手私鉄では東武の古参車両に残るのみになってしまったものと思われます。

カメラ北総7267連結面/2015-03-17
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※残念ながら不鮮明ですが、「汽車會社」と記されたプレートも見納めとなりました。

カメラ北総7267種別方向幕/2015-03-17
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カメラ北総7267車内/2015-03-17
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カメラ北総7267シート/2015-03-17
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※7265-7268は京成での更新時にクロスシート試作車とされ、それから数年後にロングシートに戻された際、ピンク色の個別シートを経て、さらに現在の3000形などと同様のバケットタイプでラベンダー色のシートになりました。
京成の車両は扉間のシートが通常8人掛なのに対し7人掛けとされ、かなりゆったりとしていたと同時に、袖仕切りやシートと同じモケット張りのアームレスト(ひじ掛け)のようなものまで設置され、ぜいたくな印象を受ける仕様となっていました。
ただ、袖仕切りの設置に伴いスタンションポールは撤去されています。
外装の痛みとは裏腹に、内装はまだまだ十分にキレイだったと言えるでしょう。

カメラ北総7267車番プレート/2015-03-17
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カメラ京成時代、更新直後の3315-3316参考画像。















ちなみに管理人は結局都営浅草線内や京急線内で一度も7260形に乗れずに終わってしまい、もっと早くから運用情報をつかんで乗っておくべきだったと今さらながら後悔が尽きません。

なお、さよならイベント終了後の7260形は、すぐさま宗吾車両基地へと廃車回送された模様です。


あと京成3000形3029編成が3月23日より営業運転を開始したことが公式発表されました(京成公式PDF



また、廃車になった北総7260形の代わりとしては京成3748編成がリースされ、7300形7818編成として3月25日より営業運転を開始しています。
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2015年03月13日

京成2014年度廃車記録





当ブログで何度も取り上げてきたとおり、2月末をもって京成3300形が全廃となってしまいました。

すでに述べたように管理人は2月28日のさよならイベントには参加できませんでしたが、その4日前に3304編成が運行されていたので、乗り納めを済ませた次第です。

車体外部に若干の痛みは見られたものの、内装はそれほど劣化が感じられず、性能や乗り心地なども一度更新されているとはいえ、とても46年前に製造された車両とは思えないほど見事なものでした!

また、ここ2年ほどは3300形に乗る機会に恵まれなかったのですが、久しぶりに乗ってみて高速走行時における昔のWN駆動特有の悲鳴や痺れを感じるほどの振動を味わった際、もうその体験はできなくなるのだと考えると思わずホロッときて、少し目が潤んでいたかもしれません。

というわけで3304編成については乗り納めをすることができたものの、3344編成のほうはどうしても運用情報をつかむことができず、最後に乗ることができませんでした。

3344編成は今となってはかなり貴重な大手私鉄の金属バネ車で、とくにWN駆動の3343-3344ではよりダイレクトな痺れ感を味わえたことを考えると、本当に残念な限りです。

それでは、廃車となった3304編成と3344編成の車両データと、ほとんどが夜間に撮影したものとなってしまいますが、これまでに管理人とレッドラインさんが記録した画像を以下に掲載します。

★参考車両データ

京成3300形3301-3304

竣工:1968-11-20

冷房改造:1987-05-14

更新:1989-06-30(3301-3302)/1989-08-08(3303-3304)

製造所:東急車輌

主電動機製造所:三菱電機

駆動方式:WNドライブ

台車:FS-361A

在籍期間:約46年3ヶ月間

📷京成3301以下4連/2015-02-24/京成津田沼駅
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📷京成3301側面/2015-02-24/京成津田沼駅
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📷京成3301FS-361A空気バネ台車/2015-02-24
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📷京成3304以下4連/2015-02-24/京成津田沼駅
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📷京成3304車内/2015-02-24
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📷京成3302側扉/2015-02-24
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📷京成3302天井/2015-02-24
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📷京成3304/2013-06-22/津田沼車庫
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★参考車両データ

京成3300形3333-3334

竣工:1971-01-14
※1971-02-14という説も有

冷房改造:1985-05-24

更新:1991-08-06

製造所:東急車輌

主電動機製造所:東洋電機

駆動方式:TDカルダン

台車:KS-131

在籍期間:約44年1ヶ月間

📷6連時代の京成3333/2003-09-04/千葉中央駅/画像提供:レッドラインさん
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※3300形のTDカルダン車が履いていたKS-131型金属バネ台車は、103系や113系など国鉄新性能車両の台車として広く普及していたDT21型に酷似した形態のものでしたが、これも3333-3334の引退とともに消滅しました。

📷画像の台車は3353のもの
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★参考車両データ

京成3300形3343-3344

竣工:1972-01-13
※1972-02-10という説も有

冷房改造:1984-07-13

更新:1992-02-13

製造所:汽車会社

主電動機製造所:三菱電機

駆動方式:WNドライブ

台車:FS-329D

在籍期間:約43年1ヶ月間

📷京成3344以下4連/2014-06-07/津田沼車庫
o130220-04


この3343-3344が履いていたFS-329型金属バネ台車については、今後も新京成8000形でほぼ同じ形態のものを見ることができます。

なお、廃車となった3300形の一部は早くも宗吾で車体切断のうえ北館林車両解体場(渡瀬北留置線)へ陸送された模様で、やはり今回も宗吾で解体が行われることはなさそうです。
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2008年03月04日

3025編成営業運転開始

3000形3025-1〜8(6連)営業運転開始。
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2008年03月03日

3500形4両廃車

3500形3577〜3580(4両)廃車。
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2008年02月10日

3023編成営業運転開始

3000形3023-1〜8(6連)営業運転開始。
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2007年11月30日

3300形2両廃車

3300形3331・3332(2両)廃車。
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2007年11月28日

3024編成営業運転開始

3000形3024-1〜8(6連)営業運転開始。
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