
前回までの記事でも取り上げた京成3600形3688編成についてですが、8月1日(土)に開催された「懐かしの京成電車運行ツアー」で運転された後、その翌日からは通常のダイヤにて運行されています。
また車体や下回りがキレイになっていることから、やはり重要部検査を受けたことは明らかながら、相変わらずいつまで運転されるのかわからないままですが、とにかくできるだけ長く活躍が続くよう願わずにはいられません。


8連が消滅したことにより基本的に京成線内での運用のみとなってしまった3600形ですが、今回は長年に渡り都営浅草線への直通運用として活躍してきた功績を称え、その3600形8連による快速西馬込行のBVE運転動画を公開することにしました。
まず路線データは当ブログでもすでに運転動画を公開したことのある、なないろクロシェット氏が提供しているBVE5向けのデータですが、以前から再現されていた押上からの都営浅草線や京急線にプラスして、現在では京成高砂から運転できるようになっています。(ダウンロード元=通勤日和。)
墨田区内がまだ地上線で高架化工事中だった時代の状態が再現されているのですが、そのリアルさといったらありません。
高砂発車時から西馬込到着時まで終始驚愕させらっぱなしで、ここまで本物ソックリに仕上げるというクオリティの高さには頭が下がる思いがします。
駅の前後も含めとても複雑な構造をした青砥付近も驚きの再現力で、すでに閉店になってしまったもののホーム上にある「青砥そば」の小屋まであったり・・・
「イトーヨーカドー曳舟店」の看板が「サトーココノカドー」になっているというユーモアも見逃せません!
あと浅草線の泉岳寺から西馬込までについてもわりと最近になって再現されたのですが、急勾配が多いなど運転に慣れを要する区間となっています。
車両データの京成3600形はすでに廃車されて現存しない3618編成8連となりますが、今となっては少数となってしまった界磁チョッパの音がたまりません。(ダウンロード元=ゆーたん)
これまたとてもよく再現されたデータで、とくに隧道内の照明に合わせて運転台も明るくなるというように、路線データ側としっかりリンクされている点なども含め完璧といえるでしょう。
現実の世界では界磁チョッパの3600形がついに風前の灯となってしまいましたが、バーチャルとはいえBVEで永遠に運転できることは本当にありがたい限りです。
最高速度は100qとしましたが、そこまで出すのは荒川橋梁付近のみとなっています。
車両データのブレーキの感覚が若干つかみにくく、中には停止直前まで結構キツめのブレーキングになってしまっているケースもありますが、停止位置を派手にオーバーしたりということなく運転できました。
とくに都営線内では停車駅数が多いため運転がなかなか大変ではあったものの、定時運行もほぼできたのではないかと思います。
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