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2020年05月02日

京成の自動放送が復活





これまでの京成は「スカイライナー」や「アクセス特急」ではすでに自動放送が導入されていましたが、それ以外は一部の英語による案内を除き、基本的に車掌の肉声による車内放送でした。
新京成ではもう何年も前から自動放送化されていることを考えると、その点でも子会社より遅れているという印象を受けながらも、いかにも京成らしく、また温かみも感じられて悪くないとも思えたものです。

しかし、今年開催されるはずだった東京オリンピックに向け、各設備の多言語化を進めている京成にとって、全線における車内案内放送の自動化が必須だったのは間違いありません。
個人的には4月はじめの週末に乗車した本線の普通列車でいきなり自動放送が流れたのでビックリしつつ、ついに京成もかとその進化が嬉しかった反面、ちょっぴり寂しい気がしたことも確かです。
もっとも自動放送では流せない案内や注意喚起では、相変わらず肉声もわりと頻繁に聞くことができましたが・・・
なお、公式によれば自動放送を開始したのは3月29日からだったようです。

ところで、当ブログ2018年1月29日に更新した記事で、京成では昭和時代に車内でBGMを流しつつ案内放送の自動化が行われていた時期があったことについて取り上げました。(当ブログ過去記事
従って今回の自動放送化はおよそ40年ぶりぐらいで復活したといっても差し支えないでしょう。
ただしその両者の方式については大きく異なっているのはいうまでもありません。
昭和時代の自動放送は再生機器が8トラックテープだったのに対し、現行のものはタブレット端末とのことです。(参考リンク
リンク先を見ればわかるように、車掌が携帯している小型のタブレットで自動放送が可能なので、車両側への新設や大きな改造の必要がなく、なおかつ多言語放送も可能とのことで、昭和時代のテープ方式に比べると本当に隔世の感があるというものでしょう。

ただし、昔のものと変わらず進歩していない面もあることがわかりました。
それは、車両側に設置されているタイプの現在の自動放送装置だと、その大半は車掌がほとんどなんの操作もすることなく駅の発車や停車のタイミングに合わせて自動的に案内放送が流れるようになっていると思うのですが、タブレットだとその都度操作する必要があるということです。
そのため、管理人が乗車した千葉線の下り列車で以下のような操作忘れによる誤放送がありました。

🎤京成3000形3021-1自動放送/2020-04-中旬/稲毛→西登戸

お分かりかと思いますが、車掌がみどり台駅到着前に操作して放送を流すのを忘れたため、みどり台駅発車後に「まもなくみどり台・・・」という誤放送が流れ、それに続いて「次は西登戸・・・」と正規の放送が流れています。
こういった事例があることからしても、その都度操作する必要があるタイプなのがわかろうというものでしょう。
個人的にはこの誤放送により、過去の8トラテープによる自動放送時代を彷彿させられちょっと懐かしくなりました。
その当時もまったく同じ操作忘れによる誤放送が流れたことがよくあったからです。
ただ操作ミス後の修正については、テープ方式だと早送りをしたりして正規の放送を流すまで手間と時間がかかったのに対し、今のタブレットならばタップするだけですぐに可能なことでしょう。
今後もこのようなついうっかり操作忘れがしばらくは続くことになるかもしれません。


あと余談ながら新型コロナウイルスによる影響でどこの鉄道でも非常に利用客が少ない状態となっており、とくに京成スカイライナーの場合、昨年のダイヤ改正でほぼ終日20分ヘッド化という大幅な増便をしたばかりの矢先にこんなことになるとは本当に気の毒でなりません。

せっかくCMに起用したSexy Zoneの中島健人も今のこの状況では浮かばれないというものでしょう。
乗客がほとんどいないにもかかわらず、スカイライナーの乗り場で女性スタッフが丁寧に迎えて「コロナに負けない!」キャンペーンのキャンディ等を配布している姿を見て思わず泣けてきました。
個人的にはスカイライナーがまた初代のような空気輸送状態に戻るようなことは絶対にないだろうと思っていたのですが、その頃以上に散々たる状況に陥っているとしか言いようがありません。
苦肉の策として4月11日からは一部列車が青砥駅停車とされました。
さらにこの5月からはついに一部列車が運休されることになりましたが、それは改正前とほぼ同様の40分ヘッドに戻されたようなダイヤとなっており、現状の利用客数を考えるとそれでもまだ輸送力過剰というものでしょう。
同じく利用客が激減しているJRの成田エクスプレスは5月1日より朝夕の一部列車を除き大幅な運休となりましたが、それに対し京成ではたとえ利用客が少ない状態でもスカイライナーを終日に渡り運行しようという頑張りが感じられるというものです。

とにかくどの鉄道会社も今がもっとも厳しいときなのは明らかですが、京成もその厳しさをなんとか乗り越えて、来年こそは東京オリンピックが無事開催され、スカイライナー等が内外問わず多くの乗客で満たされるようになることを心から願わずにはいられません。
posted by SS at 00:00 | Comment(0) | 京成関連情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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