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2018年12月24日

京成高砂付近の壮大な計画





管理人の祖父がかつて京成電鉄に勤務していたこと、またそれにより祖父の娘である母方の家族が、東京葛飾区の高砂車庫内にあった京成の社宅に住んでいたことはすでに何度かお話しました。
まぁその社宅に住んでいたのは管理人がまだ生まれる前の遠い昔の話なので詳しいことはよくわからないものの、今となっては亡き母が生まれ育ち、出身校があったりするところであることを考えると、当方にとっても親しみのある街であると言えます。

一方、ここ最近になって京成の上り電車に乗車し、高砂駅の手前で進行左手の車窓を眺めていると、広大な空き地が広がっていることが気になっていました。



同じ地点より5年前の2013年に撮影された画像を見てみると・・・



そう、ここにはかつて都営住宅が建ち並んでいたのです。
実はこの場所へ将来的に京成の高砂検車区を移転させる計画があることがわかりました。
京成高砂駅付近を高架化するという構想はかなり以前よりあるものの、駅の下り方では北総線および成田スカイアクセスとの分岐に加え、検車区への車両の出入りもあるため非常に複雑な配線となっており、現行の場所に検車区がある限り、かなり難しいことが考えられます。
そこで、検車区をまったく別の場所に移転させ、そのうえで高架化を行うことにしたのでしょう。
移転により現行の検車区が手狭になっていたり、施設の老朽化といった問題にも対応できることになります。
また、小田急電鉄喜多見検車区のように車庫の上部に防災公園などを設置する計画もあるとのことで、車両基地以外の機能も持たせた先進的な施設になることでしょう。
さらに現行の検車区の跡地もいろいろと有効利用できることになります。

しかし、その工事のことを考えるとかなり大変そうな気がしてなりません。
まず、本線が高架化される場合、北総線や車庫線との立体交差の関係をどうするかという問題があります。
そのうち車庫線の場合は平面交差でも構わないという気もするところで、それならばまださほど大きな工事にはならないでしょう。
また、高砂駅の下り方にある2つの踏切部分を高架にして、そこからすぐに本線を下げるのであれば、北総線との立体交差も現状のままで済みます。
ただ、高砂駅付近を高架化するのであれば、柴又街道などの渋滞解消のため、一層のこと江戸川駅まで連続立体交差化したほうがよさそうで、実際にその計画もあるようですが、そうなると京成本線と北総線がいずれも高架で立体交差しなければならず、これが結構な難工事になるように思えてなりません。
まぁ江戸川駅までの連続立体交差化は後回しとされ、高砂駅付近の高架化が先に行われる可能性が高そうですが・・・

次に、京成高砂駅では金町線のみすでに高架となっていますが、本線や北総線を高架化する場合、それが邪魔になるのは間違いありません。
本線や北総線を金町線よりも上、すなわち3階の高さにすれば問題ない感じもしますが、金町線の橋脚は単線にしては以下のように無駄に幅が広く、なおかつかなり頑丈そうな造りになっていることから、これは将来の本線系統の高架化に備えたものとみてよさそうなだけに、金町線よりも上になる可能性は低いと言えるでしょう。



そうすると逆に金町線を本線系統の上にするしかありませんが、現行のままだとかなり急勾配となるだけに、高架区間をさらに柴又側へ延長せざるを得ないような気もするところで、これもなかなか大変な工事になるかもしれません。

といったことから、実現までの道のりはまだまだ険しいような気がします。
個人的には母親達が暮らしていた高砂駅付近の光景が大きく変わってしまうことには一抹の淋しさも感じられるのですが、もっともすべてが完成するのは管理人がこの世を去ったあとになるのではないかとも思えたり・・・
しかし開かずの踏切が今後も長いこと解消されないのではかなり問題があるので、早期の実現が望まれるところでしょう。
ちなみに高砂駅付近の高架化に限っては、そのための仮線は幸いにして現行の検車区内の敷地を活用できるので、その点は容易かと思われます。
参考記事

最後に余談ながら高砂駅前にある「イトーヨーカドー高砂店」は、開業が1970年4月とかなり古く、老朽化が進んでいそうなことは明らかながら、近くに大型スーパーがないことから現在でも重宝されていると思うので閉店はないでしょうが、京成が高架化されるぐらいまでには建て替えが行われてもおかしくなさそうな気がするところです。

posted by SS at 23:50 | Comment(0) | 京成関連情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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