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2018年05月18日

京成2018年度事業計画





今月8日、京成より今年度の鉄道事業設備投資計画についての発表がありました。(京成公式PDF
遅くなりましたが、今回はその件について触れてみたいと思います。

まずはじめに車両関連では、これまでと同じく3000形が増備され、8両編成2本と6両編成2本を導入するとのことです。
これにより3000形は7次車の3050番台も含めるとついに300両を超えることになるわけで、これほど数が増えるとはまったく驚きとしか言いようがありません。
なお、管理人としては今年度は8両編成のみが増備されるものだとばかり思っていたので、ここへきて再び6両編成も増やすという点は意外でした。
なんでも金町線と東成田線以外の普通列車をすべて6連に統一するためのようですが、京成本線と千葉・千原線に今でもわずかに残る4両編成を6連化するだけのために、6両編成を2本も増備する必要があるのかどうか疑問に思えます。
それについては、2017年度と同じくデジタル無線の導入に伴う予備車の確保という理由もあるのかもしれません。
すなわち、2017年は8両編成の無線を改造するための予備車確保に向けた増車が行われましたが、今年度は6両編成向けの予備車確保のための増車という意味合いも兼ねているのではないかということです。
従って、この6両編成2本の導入に伴い代替で廃車となる車両はないことでしょう。

一方、8両編成2本の増備については、代替用ということで間違いないものと思われます。
これまでは3400形と3600形でどちらが先に淘汰されることになるのかよくわかりませんでしたが、今回の事業計画の内容を見てみると、3400形と3700形の座席にスタンションポールを増設するとの記載が見られるので、それにより3600形が先に廃車となる可能性が高まったと言えるかもしれません。
確かに3600形よりも3400形のほうがぜんぜん装備がよく、LCDに交換しないまでもLEDの案内装置があるだけでもまだマシだと思えるだけに、初代AE形のものを再利用した足回りさえ大丈夫であれば、3400形のほうを長生きさせるのは当然だと言えるでしょう。
おそらく今年度は8両編成を2本、そして2019年度は3本増やして、現時点で5本が残る8連の3600形をそれまでに全廃とすることを考えている可能性が高そうな気がします。
やはり京成としては東京オリンピックが開催される2020年に、特急や快速で3600形のような古臭くてサービス面でも劣る車両を走らせたくはないでしょうし・・・
なお、3400形についてもスタンションポールを増設するからといって、決して安泰ではないものと思われます。
3600形の置き換えが2019年度までに済んだならば、その翌年度となる2020年度から廃車が開始され、やはりデジタル無線への交換が全車完了する2022年度までに全廃となる可能性が高いことでしょう。

と、例年であればまたしても3000形を増殖させることに苦言を呈して終わるところなのですが、今回はちょっと異なります。
多少は期待をしつつも、どうせまた3000形の増備だけなのだろうと半ばあきらめつつ発表内容を見たところ、その通りなので最初はガッカリしたながら、「また、来年度以降に導入する新形通勤型車両の設計に着手します。」という部分を見て、それまでの落胆した気持ちが嘘のように思わず舞い上がってしまいました。
このときをどれほど待ち構えていたことか・・・
管理人にとって京成に新型車両が導入されるというのは、まるで自分の元にマイカーが納車されたときと同じぐらいの嬉しさだといっても過言ではありません。
これで、他の鉄道会社から続々と出てくる新型車両を指をくわえて見るといった必要もなくなりました。
本来であれば3000形の登場から10年後の2012年あたりに出てきて欲しかったもので、もはや300両以上となる3000形を増やしすぎた感も否めませんが、もうその件は良しとしましょう。
個人的に3000形は3700形から正常進化したことは認めつつ内外ともに見た目の新鮮さに欠け、今ひとつ垢抜けない車両だとしか思えませんでしたが、ぜひぜひ他と比べて見劣りすることのない斬新な新型車両の登場に期待したいものです。

なお、京成では過去に3600形をデビューさせた直前に3500形の最終増備車である3596編成を新造したという前例があるだけに、今年度限りで3000形の増備が終了するのかどうかまだ定かではありませんが、おそらく今の時代にそんなことはしないでしょう。
先にも述べたように2019年度は3600形を全廃させるために8連3本の導入が見込まれますが、3700形が登場時に8連を一気に3本揃えた前例があるので、2019年度も新型車両を3本新造する可能性が高そうに思えます。

一方、車両以外の設備投資で注目されるのは日暮里駅の0番線と空港第2ビル駅へのホームドアの設置でしょう。
そのいずれもAE形と通勤型車両という扉位置の異なる車両が停車するホームとなりますが、そういったケースにおけるホームドアの設置例は全国的にみてもまだめずらしいと思えるだけに、どのようなタイプのものが設置されることになるのか興味深いところです。
そのほか、2017年度の勝田台駅に続き、今年度は成田駅などのホーム上に待合室を設置するとのことで、これはやはり設置率が大手私鉄中最低という記事が出てきたことに対する汚名返上だと考えて間違いないでしょう。

というわけで、今年度の事業計画をすべて見てみると、京成もいろいろな面でなかなか頑張っているという印象を強く受けました。
新型車両の登場を知り管理人の機嫌が一気によくなったこともあるだけに、今回はとくにダメ出しをすることなく終わりたいと思います。
posted by SS at 21:00 | Comment(0) | 京成関連情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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