
京成3500形更新車の都営浅草線、および京急線内への乗り入れは、2014年度末(2015年2月あたり)をもってすでに終了し、同時に北総線内にも入らなくなったものと思われます。
そして当ブログでも取り上げてきたように、千葉ニュータウン鉄道9000形が先月で引退したことにより、北総・都営・京急各線からツーハンドル車がついに消滅しました。
これによりその各線では乗務員の習熟運転において、ツーハンドルの操作方法を習得する必要がなくなったわけで、とくに事業用車まで改造して全車両のワンハンドル化をすでに達成している京急側としてはスッキリしたことでしょう。
また、都営浅草線も2006年11月の5200形の引退によりツーハンドル車が消滅しながら、他線からの直通車両によりなかなかワンハンドルに統一できずにいただけに、ここへきてようやくといった感じがするところですが、それにしても京成3600形の登場後しばらくはワンハンドルであるが故に浅草線内へ乗り入れられなかった時代があることを考えると、まったく隔世の感があるというものです。
個人的には昔ながらのツーハンドル車がどんどん数を減らしていることには若干の寂しさがあるものの、京成や新京成ではまだまだ安泰っぽいことが救いといったところでしょうか。
【京成車両関連の最新記事】