
京成は過去に管理人の祖父が勤務していたことがあり、また当方が生まれる前の家族が高砂車庫内にあった社宅に住んでいたことなどからつながりが深く、個人的には身内のような感覚で、もっと良くなってほしいという気持ちが強いためつい見方が辛口になってしまうのですが、今回もまた批判めいた記事を取り上げなければなりません。
当ブログ前々回の記事では京成が車両を長く使うわりにはリニューアルを怠っていることに触れましたが、今度は駅のサービスについて次のような記事が出てきました。(東洋経済オンライン)
ホーム上の待合室は、たとえ暖房の設備がなくても冬場のとくに風が強い日など電車を長く待たなければならないといった場合に助かるものですが、その待合室の設置率が大手私鉄中最低で、たったの4駅にしかないとは情けない限りです。
1位の京王電鉄とは偶然にも総駅数が同じですが、大手私鉄同士で設置率にこれほどの差が出ていいものなのでしょうか。
しかもその京王など他の私鉄よりも遥かに高い運賃を取っているにもかかわらずです。
あと駅のバリアフリー化については京成も努力を続けており、だいぶ良くなってきたとは思うものの、それでも段差解消率について関東の大手私鉄ではやはり最低というデータが出てきてしまいました。(東洋経済オンライン)
その点でも、京成はやや遅れをとっているとしか言いようがないでしょう。
そのほか、ホームドアあるいはホーム棚を設置している駅についても京成は今のところゼロとなっています。
ようやく重い腰を上げて設置に向け検討を開始したようですが、他社がやっているから仕方なくうちでもという感じがしてなりません。
このように車両の件も含めて、ほぼすべての面でサービスが劣っている京成は、赤字時代の体質をいまだに引きずっているとしか思えないのですが・・・
京成が他社に先駆け率先してサービスを行うような時代は、永遠に来ないのでしょうか。
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