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2016年05月06日

車内更新すらしない京成





大手私鉄クラスでは、古くなった車両に対して内外全般の更新工事、あるいは車内のリニューアル工事が当然のことのように行われていますが、京成では3500形の途中で更新工事が中止されて以降、特急車両のAE100形を除き、通勤車両についてはほとんど手を加えることがなく、登場時のまま放置され続けています。

まず3500形の未更新車は、更新工事が中止されたことにより早期に廃車になるものだとばかり思っていたのですが、これほど長く使うのであれば車椅子スペースの設置や、バケットシート化ぐらいは行うべきだったでしょう。

また、オールステンレスで長持ちするため今後もまだしばらくは運行が続けられそうな3600形は登場から30年以上が経過していますが、新製された時点ですら3500形とあまり変わらずとくに目新しさのない内装だったというのに、現在でもその登場時の30年前とほとんど同じままというのは、まったく驚きとしか言いようがありません。

今となってはもう遅いかも知れませんが、20年程度が経過した時点で化粧板や床敷物の張り替え、バケットシート化、袖仕切りや車椅子スペース、LED案内装置の設置などを行い、3000形と同レベルの内装にしてサービスの向上を図るべきでした。

個人的には現行の3600形みたいな昔懐かしいレトロな内装も決して嫌いではないものの、おもに本線の特急に充当される機会が多い車両で、多数の一般人にもよく利用されることを考えると、京成自体のイメージダウンにもつながりかねないと思います。

とにかく、更新工事を中止したからといって、車内にもまったく手を加えることがないというのは大手私鉄としていかがなものかと・・・

鉄道車両というものは更新工事を行わなければ通常20年、長くても30年以内には廃車して新しい車両に置き換えられるものですが、京成の場合は未更新のまま30年以上使用するケースが多いことを考えると、車内のリニューアルぐらいは行ってもらいたいものです。

なお、3500形更新車の内装についてはほぼ満足できるものの、LED案内装置が設置されなかったことだけが残念といったところでしょうか。

あと、現在では登場から20年以上が経過している3700形のリニューアルを行うべき時期になっていると言えますが、初期の1次車3本について、いつまで経っても車椅子スペースすら設置しないということからしても、京成がいかに手を加えないまま放置し続けているかがわかろうというものです。

他の大手私鉄であれば、その程度の改造なら直ちに行うことでしょう。

それから、これは車内に関することではありませんが、3600形の前面に排障器(スカート)を取り付けないことも理解に苦しみます。

2003年1月に発生した実籾付近の踏切事故では、スカートのない3300形だったので自動車の車体を前面下部に巻き込んで脱線し、遺体や自動車の車体を取り出すのにかなりの時間を要したため、それ以降すべての車両にスカートを取り付けるようになるのは間違いないと思っていたのですが、結局赤電や3500形未更新車、3600形に設置されることはなく、これは事故によって多大な労力と時間がかかったことがまったく教訓になっていないとしか言いようがありません。

事故に遭遇した3329は損傷が激しいため3330とともにそのまま廃車になってしまいましたが、スカートが付いた車両なら廃車を免れたかもしれず、負傷者がもっと少なくて済んだことも考えられ、そのうえ脱線することもなく軌道の損傷もあれほど激しくはならなかったことでしょう。

今からでも遅くはないので、まだまだ京成には多い踏切での万一の事故に備えて3600形にはスカートを取り付けるべきで、その結果残り1本となった3500形未更新車が廃車されれば、京成車両はスカート設置率100%を達成することにもなります。

現在の京成はかつてとは異なり業績が悪いわけではなく、そのくせ他の大手私鉄よりも高めの運賃を徴収していることを考えると、車両にほとんど手を加えないのは怠慢だとしか思えません。

少しは車両面でのサービス向上も考えてもらいたいものです。
posted by SS at 23:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | 京成車両関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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