
当ブログ前回の記事で取り上げた京成AE100形が引退したことにより、京成本線から通勤ライナー以外のクロスシート車が消滅してしまいました。
一方、京成ではそろそろ新型通勤車両が登場してもよさそうな時期を迎えているといえますが、個人的にはその新車が特急料金不要で乗れるクロスシート車になればいいと考えています。
最近ではクロスとロングに転換可能なデュアルシートの導入が盛んになりつつありますが、京成の場合は大きなスーツケースを持った海外旅行客が乗車することを考えると、2+1配列がいいでしょう。
そして、転換クロスシートなどという贅沢なことは言いません。
集団見合いあるいは離反型の固定クロスでいいと思います。
また、シートピッチを700mmぐらいに切り詰めれば扉間に5列配置することが可能であるほか、そういった狭いクロスシートを嫌う乗客のために、車端部は5人掛けのロングシートがいいでしょう。
そうすると座席定員は中間車で50人と、オールロングシートの3000形の52人より2人少ないだけで済みます。
この新型車両で3400形や3600形を置き換え、平日の通勤時間帯のみアクセス特急、それ以外は本線の特急として運用が可能かと思います。
関東の大手私鉄では、西武鉄道と京王電鉄で先のデュアルシートを導入した新型車両が近いうちに登場することになっています。
とくに西武では有料特急専用車両にも斬新なデザインの新型車両の登場が控えており、ボックス式ながらすでに4000系という特急料金不要のクロスシート車も運転されていることを考えると、あまりのサービスの良さに驚きとしか言いようがありません。
京成でもかつて赤電の3300形を使ってクロスシートを備えた通勤車両の導入を検討したことがあっただけに、本線から日中のクロスシート車が消滅した今こそ登場させるのに相応しい時期ではないかと思います。
まぁどうせ京成がそんな車両を導入するわけもなく、管理人の単なる妄想でしかないことでしょうが・・・
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