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2016年01月29日

京成赤電回顧3300形後編





今回は京成赤電3300形の晩年と廃車について振り返ってみましょう。

まず、2003年(平成15年)1月23日に京成大久保〜実籾駅間の大久保5号踏切で発生した踏切事故により、3300形2次車成田側の3329がワゴン車(マツダボンゴフレンディ)と衝突のうえ脱線し損傷したため、3329-3330のユニットが廃車となりました。

📷在りし日の3300形3329/2001-03/京成成田駅



これは赤電では唯一の事故による廃車で、京成の車両全体でもきわめてめずらしいのではないかと思われ、まだまだ使用できる車両だったのにと思うと当時残念で仕方なかったものです。

2006年(平成18年)になると、元3200形で北総鉄道にリースされていた7250形の代替として、1次車の3305-3308および3313-3316が7250形と同様の北総仕様に変更のうえ7260形7261-7264および7265-7268として同年3月にリースされました。

📷北総鉄道7260形/2006-04-20/東松戸駅/画像提供:レッドラインさん





このリースされた8両のうち先頭に出る7261・7268(京成時代番号3305・3316)の2両について、リース時に自動列車停止装置ATSのデジタル化(C-ATS)が施工され、その後京成3300形先頭車のATSも順次更新され、2006年9月に全先頭車の工事が完了しています。

2007年(平成19年)には3300形を4両編成で運用することになり、2次車で更新時に6連化のため乗務員室を撤去したユニットの3317-3318・3321-3322・3325-3326・3331-3332・3335-3336・3339-3340合計12両が、2007年11月から翌2008年3月にかけて廃車されました。

なお、この廃車により3300系は4連8本に組み直されましたが、そのうち2次車5本については以下のように車号順ではないユニット同士での組成となっています。

3301-3302+3303-3304

3309-3310+3311-3312

3341-3342+3319-3320

3345-3346+3323-3324

3349-3350+3327-3328

3333-3334+3343-3344

3337-3338+3347-3348

3353-3354+3355-3356

2008年度からしばらくは成田スカイアクセス線開業に伴う新造車両の大量導入により車両の置き換えはなされず、3300形に関しては2008年4月から2013年2月まで廃車は出ておりません。

その間、2008年8月1日から9月17日にかけて、映画「男はつらいよ」シリーズの開始から40周年を記念し、3320編成(3341-3342+3319-3320)が葛飾観光PR電車として、実写の車寅次郎などが貼付されたラッピング編成となっています。

2009年(平成21年)6月30日には3356編成(3353-3354+3355-3356)が青電塗色にリバイバルされ、同日に会社創立100周年記念臨時列車(特急金町行)として運転されました。

📷京成3356以下4連/2013-02-16/千葉中央駅



また、同年9月には3324編成(3345-3346+3323-3324)が初代赤電塗色に、3309-3310+3311-3312がファイアーオレンジ塗色にリバイバルされています。

📷京成3324ほか/2013-03-16/京成金町駅



📷京成3312以下4連/2013-03-23/京成津田沼駅



さらに2010年(平成22年)7月5日より、葛飾区観光PR電車として3320編成に車寅次郎などのイラストが描かれた「男はつらいよ」ラッピング、3348編成(3337-3338+3347-3348)に両津勘吉などが描かれた「こちら葛飾区亀有公園前派出所」ラッピングが貼付されました。

2012年度から新3000形の増備が再開されたのに伴い3300形が廃車されることになり、まず2013年(平成25年)2月15日に「男はつらいよ」ラッピングの3320編成、同年2月18日には青電塗色の3356編成が除籍されています。

続いて初代赤電塗色の3324編成が同年3月20日に実施された「さよならリバイバルカラー赤電」の運転をもって引退となり、さらに3月24日にはファイアーオレンジ塗色の3312編成が廃車され、リバイバルカラー編成の3本すべてが2012年度中に消滅しました。

翌2013年度には2014年3月3日の最終運用をもって3328編成(3349-3350+3327-3328)と3348編成(3337-3338+3347-3348)の2本が廃車となっています。

それにより3300形はトップナンバーを含んだ3304編成(3301-3302+3303-3304)とゾロ目を含んだ3344編成(3333-3334+3343-3344)を残すのみとなりましたが、その2本も新3000形に追われ2015年2月28日に両編成を連結し8連で運転された臨時特急「成田山号」がラストランとなり、京成3300形は形式消滅となりました。

また、北総鉄道にリースされていた7260形も同年3月22日のさよなら運転をもって引退となり、ついに京成赤電は静態保存車の3000形3004を除き全廃となり姿を消しています。

というわけで、時間がかかりましたが京成赤電の全形式について簡単に振り返ってみました。

長きに渡り京成の主力として活躍し、管理人の出生以降いつの時代にも大変お世話になった258両すべての車両にあらためて感謝しつつ、これにて結びとします。

今までご覧いただきありがとうございました。
posted by SS at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 京成赤電回顧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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