当ブログ内のすべてのテキストや画像等の無断転載を禁止します。
また、管理人はできるだけ正確な情報を記すよう心がけてはおりますが、
中には間違っている部分もあるかもしれませんので、予めご了承ください。

2015年04月24日

京成赤電WN・TD走行音





今回は京成赤電の走行音について、北総7260形で録音したものを公開しながら解説も行いたいと思います。

京成赤電は、各形式でWNドライブとTDカルダンという2種類の駆動方式が採用されていましたが、そのそれぞれの走行音はまったく異なります。

まず、WNドライブの車両は高速走行時に悲鳴をあげるのと、身体に痺れを感じるほどの振動が特徴的でした。

3500形のオリジナル車もWNドライブですが、赤電WNの悲鳴に似たような音は聞こえるものの飛躍的に静かになり、遠くから聞こえてくるような感じがします。

また、同じく3500形では痺れ感については皆無に等しくなっただけに、赤電WNは京成で悲鳴と痺れ感を同時に体感することができる最後の車両でした。

ちなみに京成以外のWN駆動で甲高い悲鳴をあげた車両として管理人が記憶しているのは東京メトロ東西線の5000系ですが、痺れ感はなかったと思います。

一方、痺れ感がとくに酷いと感じた車両は都営浅草線の5000形で、京成赤電でも金属バネ台車を履いた車両だと痺れ感がよりダイレクトに伝わってくるような印象を受けたものです。

ただ、都営5000形の場合悲鳴はあげなかったと記憶しているので、やはり京成赤電WNはその両方を味わうことができる貴重な車両だったと言えるでしょう。

悲鳴については録音したものを再生すればいつでも聞くことができますが、痺れ感は実際に乗車しないと体感することができないものです。

なお、同じくWN駆動の新京成8000形は、悲鳴はあげないもののVVVF化される以前は京成千葉線内での高速走行時に痺れ感を味わうことができる車両でしたが、VVVF化後はなかなか乗る機会に恵まれず確認できていません。

現在もまだ痺れを感じることができるのかどうか近いうちに確かめてみる必要があると思っているところです。

それでは、北総7260形のうち、WNドライブの7262で録音した走行音を公開します。

ちょうど2分ほど遅れていて、回復のためつねに最高速度を維持するような運転だったため、悲鳴と痺れ感を思う存分味わうことができました。

車輪のフラットが大きめに入ってしまっていますが、お聞きください!




一方、TDカルダンの車両は悲鳴をあげることなく、かなり静かな印象です。

また、痺れを感じる振動もないので、その分乗り心地も上だと言えるでしょう。

従ってWN車と同じ速度が出ているとはとても思えず、あまりスピード感がありません。

個人的には3190番台および3290番台の元特急車がすべてTDカルダンだったのも、そのことと決して無関係ではないような気がしています。

ただ、再期に乗車して哀愁めいたものを感じたのは、やはり悲鳴と痺れ感を味わうことができたWNドライブのほうでしたが・・・

それでは、北総7260形TDカルダン車の7268で録音した走行音を公開します。




というわけで、京成赤電は絶滅直前でも性能的な衰えがほとんど感じられず、その走りっぷりは見事なものでした。

とくに北総7260形は長年に渡り北総線や京急線内での高速運転によく耐えてきたものだとも思います。

ちなみに赤電の性能最高速度は110qとされていますが、当方は過去にメーターを振り切っているのを何度か目撃しているので、速度計が狂っていなければ120q以上は出ることになります。

3.5km/h/sという起動加速度も含めて、登場初年が昭和33年であることを考えると、本当に性能の高い車両だったと言えることでしょう。
posted by SS at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 京成車両関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック