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2015年03月27日

北総鉄道7260形の記録





2月末に引退した京成3300形に続き、元京成3300形で北総鉄道にリースされていた7260形も今月22日のさよならイベントをもって最後の時を迎えてしまいました。

3300形の廃車後も、3週間ばかり7260形が運行されたことはせめてもの救いでしたが、管理人は今回もさよならイベントには行くことができなかったのに加え、その3週間の中でもちょうど仕事が休みで昼間から時間が空いている日に限って7260形がよりによって終日動いてくれないという始末だったため、どうしても暗くなってからの撮影にならざるを得なかったのは無念としか言いようがありません。

ただその撮影に行った翌日は運行されていたながら大雨、さらにそれから2日間は終日運行されないままさよならイベントに入ってしまったので、定期運用最後の撮影チャンスの日だったともいえ、かろうじて記録に残せたのは幸いでした。

というわけで、3300形と同じく夜間に撮影したものとなってしまいますが、7260形の画像と車両データを以下に掲載したいと思います。

★参考車両データ

北総7260形7261-7264(元京成3305-3308)

竣工:1968-11-09

冷房改造:1987-03-18

更新:1989-08-24(3305-3306)/1989-09-30(3307-3308)

製造所:日本車輌

主電動機製造所:三菱電機

駆動方式:WNドライブ

台車:FS-361A

在籍期間:約46年4ヶ月間

カメラ北総7260形7261側/2015-03-17/東松戸駅
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カメラ北総7261車内/2015-03-17
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※3300形は京成赤電唯一のスタンションポール(つかみ棒)設置車両でした。
また、天井から伸びる湾曲した鉄パイプと荷棚、スタンションポールが一体となったタイプも京成車両中3300形のみに採用されたもので、他の事業者の車両でも小田急2600形や5000形の一部ぐらいでしか見たことがありません。
国鉄時代の通勤型車両なども一体となっているタイプでしたが、若干形状が異なります。

カメラ北総7261運転台/2015-03-17
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カメラ北総7261連結面/2015-03-17
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カメラ北総7261電気扇/2015-03-17
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カメラ北総7261更新時表記プレート/2015-03-17
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カメラ京成時代の3305参考画像/2003-08-22/千葉中央駅/画像提供:レッドラインさん




★参考車両データ

北総7260形7265-7268(元京成3313-3316)

竣工:1968-11-20

冷房改造:1986-07-31

更新:1990-04-28(3313-3314)/1990-03-23(3315-3316)

製造所:汽車会社

主電動機製造所:東洋電機

駆動方式:TDカルダン

台車:KS-121A

在籍期間:約46年4ヶ月間

カメラ北総7260形7268側/2015-03-17/印西牧の原駅
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※京成最後の汽車会社製造による車両でした。
こちらの7265-7268のほうが、7261-7264よりも車体の痛みが激しかったような感じがします。

カメラ北総7266KS-121A空気バネ台車/2015-03-17
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※この台車も汽車会社の製造による貴重なものでした。
このような枕バネがよく見えるスイングハンガー方式の空気バネ台車は関東ではもともと少数派でしたが、ついに京成グループ全体から消滅し、関東の大手私鉄では東武の古参車両に残るのみになってしまったものと思われます。

カメラ北総7267連結面/2015-03-17
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※残念ながら不鮮明ですが、「汽車會社」と記されたプレートも見納めとなりました。

カメラ北総7267種別方向幕/2015-03-17
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カメラ北総7267車内/2015-03-17
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カメラ北総7267シート/2015-03-17
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※7265-7268は京成での更新時にクロスシート試作車とされ、それから数年後にロングシートに戻された際、ピンク色の個別シートを経て、さらに現在の3000形などと同様のバケットタイプでラベンダー色のシートになりました。
京成の車両は扉間のシートが通常8人掛なのに対し7人掛けとされ、かなりゆったりとしていたと同時に、袖仕切りやシートと同じモケット張りのアームレスト(ひじ掛け)のようなものまで設置され、ぜいたくな印象を受ける仕様となっていました。
ただ、袖仕切りの設置に伴いスタンションポールは撤去されています。
外装の痛みとは裏腹に、内装はまだまだ十分にキレイだったと言えるでしょう。

カメラ北総7267車番プレート/2015-03-17
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カメラ京成時代、更新直後の3315-3316参考画像。















ちなみに管理人は結局都営浅草線内や京急線内で一度も7260形に乗れずに終わってしまい、もっと早くから運用情報をつかんで乗っておくべきだったと今さらながら後悔が尽きません。

なお、さよならイベント終了後の7260形は、すぐさま宗吾車両基地へと廃車回送された模様です。


あと京成3000形3029編成が3月23日より営業運転を開始したことが公式発表されました(京成公式PDF



また、廃車になった北総7260形の代わりとしては京成3748編成がリースされ、7300形7818編成として3月25日より営業運転を開始しています。
posted by SS at 23:50 | Comment(2) | TrackBack(0) | 京成車両記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
読ませていただきました。
北総7268 元京成3316編成のシートは2001年8月に試験的に区分シートに交換。それを元にのちに新造した3868編成や3000形で区分シーと採用しました。
この工事が赤電で最後の内装工事でして、赤電としては21世紀に行った唯一の内装工事かと思われます。
Posted by 回顧京成 沿線民 at 2017年10月31日 12:42
コメントありがとうございます。
京成3316編成は、更新工事を受けて以降、シート方式試験編成という印象がかなり強かったものです。
Posted by SS at 2017年11月02日 00:00
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