
京成の今年度の鉄道事業設備投資計画の中で、津田沼駅の駅舎改良工事に着手することが発表されましたが、昨年の春先にオープンしたばかりの「ジューサーバー」を含め、駅構内にある店舗が次々と閉店となり、現在は1店舗も営業されておらず、そんな状態になるのは橋上駅舎化された後の同駅の歴史の中で初のことと言えるかもしれません。(京成公式PDF)
ホームのエスカレーターを増設したり、乗り換え通路を拡幅したりと結構大規模な改良であることはわかるものの、なにも店舗まで一斉に撤退させることはないとも思うのですが、とにかく工事は改札内ばかりか改札外にまで及んでいます。
そして特筆すべきは改札脇にあったトイレが「都そば」の撤退跡に移ったことでしょう。
実は都そばが開業する前は長年に渡りこの場所にトイレがあり、その事実を知っている者にとってはトイレ跡に出来た飲食店というのは開業当初ちょっと汚らしく感じられたものでした。
今回移転されたトイレはあくまでも仮設といった印象で、今後再移転もあり得るかもしれませんが、とりあえずはトイレが昔あった元の場所に戻ったことになります。

なお、この改良工事ではコンコース内に店舗も新設されるとのことで、ちょっとしたエキナカみたいな感じになるのでしょうか。
個人的にはなんだかんだ言いながらも都そばは時間がないときにさっと食事を済ませるのにわりと重宝していただけに、立ち食いそば店だけはぜひ再オープンさせてもらいたいものですが・・・
工事の完成は平成27年度の予定と結構時間がかかるみたいですが、完成後にどのようになるのか楽しみなところです。
2014-12-08追記
管理人の情報確認不足でしたが、工事が改札外にまで及んでいるのは、駅舎全体の耐震補強も兼ねているからのようです。
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