
ついに恐れていたことが起きてしまいました。。。
かつて関東鉄道の一部だった鉾田線を分離して営業されてきた茨城県の「鹿島鉄道」が、関係者や利用者の存続運動もむなしく、来年3月末で廃線となることが昨日正式に決定された模様です。
同じく関東鉄道から分離され、1987年に廃止された筑波鉄道や、昨年3月末で廃止された日立電鉄のときもそうでしたが、首都圏にありながらのどかな雰囲気が味わえるローカル私鉄の廃止は本当に残念でなりません。そのうえ、筑波鉄道には鉄道遺産とも言えるほど貴重な気動車が現役で活躍していただけに、そういった車両たちも同時に消滅してしまうのは、とくに痛いことだと思います。
県と沿線4市が同社に代わる事業者を公募し、都内のイベント会社など2者が名乗りを上げていたみたいですが、いずれも鉄道事業の免許を持っていないことを理由に却下されたそうです。
沿線利用客、そして全国の鉄道ファンから愛され続けてきた“かしてつ”を、なんとか存続させる方法はないものなのでしょうか・・・?
http://www.katetsu.co.jp/
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