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2012年10月05日

京急の事故について





先月24日深夜に神奈川県横須賀市の京急線・追浜―京急田浦間のトンネル付近で発生した土砂崩れによる特急列車の脱線事故についてですが、個人的には横浜以遠へ足を延ばす機会はあまりないものの、それでも利用する機会が多く身近な京急であんなことが起きるとは驚きました。

また、復旧作業が難航し、運転再開まで丸2日以上を要したのもまったく意外なことで、京急がこんなに長い間ストップしたのはきわめてめずらしいことではないかと思います。

今回の事故現場は85キロ制限の箇所だったため、たまたまそれほど高速ではなかったことで大惨事にはならずに済みましたが、もし速度制限がなく100キロ以上の速度で走る区間で同様の事故が発生していたら、おそらく負傷者だけでは済まなかったことでしょう。また、京急の車両は先頭車両がすべてモーター付で重量が重かったため、土砂に乗り上げて脱線はしたものの転覆はまぬがれたという見方もあるようです。

それでも80キロほどの速度で土砂に突っ込めばかなりの衝撃だったことは間違いなく、事故車両の前面全体が土砂で汚れていたこともその衝撃の強さを物語っており、それにより多数の重軽傷者を出したこともまた紛れのない事実です。そして当方も覚えているのですが、京急では今回と同じように線路が崩れた土砂で埋まり間一髪でまぬがれたり、止まりきれずに乗り上げたりしたことが過去20年間に2度も起きているらしく、それにもかかわらず再度こういった事故を起こした点については責任を問われるべきではないかと思います。

たとえば土砂崩れの危険がある箇所には線路が何かで覆われたことを検知する装置や、監視カメラの設置等がなされていれば今回のような事故は防げる可能性が高く、実際に京急ではそういった装置が設置されている区間もあるようですが、この事故現場ではガケの斜面をモルタルと金網で覆うなどの対策のみに留まっていたとのことです。また、この現場が大雨により徐行や運転中止となる規制区間の対象からも外れていたらしく、現実に土砂崩れが発生したことを考えると、そういった安全基準そのものに問題があるように思えてなりません。

今のままでは通勤や通学で毎日のように京急を利用している方々は不安がかなり大きいのではないでしょうか。管理人自身もこれまで抱いてきた京急に対する信頼度といったものが今回の事故で若干揺らぎつつあるというのが正直なところですが、とにかく利用者がみんな安心して乗車できるようになるためにも、京急にはより高度な安全対策を望みたいものです。

それから今回の事故に限ったことではなく、鉄道事故が起こる度につくづく感じさせられるのは、やはり先頭車両は怖いということです。当方は毎度そのことを教訓にしつつも、比較的空いていることを理由につい先頭車両に好んで乗ってしまう機会が多いのですが、前方を見たい鉄ヲタやとくに理由があるわけでもない限り、万一事故が起きた場合のことを考えるとできるだけ避けた方が無難であることは間違いありません。

電車事故前の追浜〜京急田浦間前面展望


電車事故のニュース映像


電車事故復旧後の京急田浦〜追浜間前面展望
posted by SS at 21:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 京急電鉄関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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