
全国的に利用客の減少により廃止となってしまうローカル線が多い中、いろいろな企業努力により懸命に運営を維持している銚子電鉄やいすみ鉄道といったローカル線には本当に頭が下がる思いがすると同時に、わが千葉県の誇りのひとつであるとも言えますが、そのうちいすみ鉄道ではJR大糸線で廃車になったキハ52形を譲受のうえ営業運転を開始した際にもかなり驚かされたというのに、なんと今度はかつて房総地区の国鉄各線でも活躍していた急行形気動車のキハ28形をJR西日本から導入し運用させることになった模様です!(いすみ鉄道 社長ブログ)
さらにJR久留里線で廃車になるキハ30形も譲り受けることも決まっているらしく、こちらは国吉駅で静態保存ということになりそうですが、とにかく今となっては非常に貴重な気動車たちが集合することにより、いすみ鉄道は国鉄形気動車の博物館的存在になると言えるでしょう。
なお、同鉄道ではキハ52形を導入しただけでもその効果がハッキリと表れているらしいだけに、今後はさらなる利用客の増加が期待できることは間違いないものと思われ、まだまだ経営状態は厳しいことが予想されますが、これからのますますの健闘を祈らずにはいられません。
以下、参考までにいすみ鉄道キハ52 125の動画ですが、やはりローカルな風景にこれほどよく馴染む鉄道車両はないということをあらためて感じさせられる次第です。
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