
3月16日(金)をもって小田急電鉄の特急車両「10000形HiSE」「20000形RSE」及び通勤車両「5000形」が一斉に姿を消しました。(小田急公式特設サイト)
1987年に登場した10000形はとにかく、1991年に登場した20000形はまだそんなに古いという印象がなかっただけに、これほど早く引退してしまうとはちょっと意外なことです。
ただ10000形は長野電鉄で今後も乗れるほか、20000形は富士急行が譲受を検討している模様です。
一方、通勤車両の5000形は最後まで残っていた5063編成4連1本の営業運転が終了したもので、それにより長年に渡り小田急を代表する車両であり続けてきた5000形がついに形式消滅となってしまいました。
管理人にとって小田急の車両といえばこの5000形など数多くの形式で見られた「小田急顔」のイメージがまだなお強いだけに、その独特の前面形状が見れなくなってしまったのは寂しい限りです。
これら3形式の消滅により、小田急の非回生ブレーキの抵抗制御車両は特急車の7000形LSEを残すのみとなりました。
あと余談ながら同じく小田急がらみで驚くべき事件が発覚しています。
(小田急公式>お知らせ)(毎日jp該当記事)
車掌が本来乗客を乗せることなどまず有り得ない回送列車に女性を連れ込みわいせつ行為をはたらくとは、少なくとも当方のこれまでの記憶では前代未聞としか言いようがありません。
小田急の乗務員といえばかつてはエリートというイメージが強かったものですが、10年ほど前には運転資格のない社員による無免許運転が次々と発覚したり、2007年6月には乗客の指を扉に挟んだまま発車させて重症を負わせた事故も記憶に新しいところで、さらに今回のようなとても信じがたい事件が起きたことで、残念ながら管理人のそういったイメージも崩壊しつつあるというのが正直なところです。
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