
当ブログ今年3月23日付の記事で、京成に乗った際、日中の地上区間でも車内灯をつけっぱなしにして走行していたので、節電意識が低いことを指摘したのですが、各種電灯を一括制御する仕組みになっていることを知らず、昨今のように安全上日中でも前照灯を点灯すると、どうしても車内灯も一緒についてしまう事情を、コメントで教えていただいたことにより初めて把握しました。(当ブログ該当記事)
その後京成以外の鉄道に乗車しても、節電がますます重要になっているにもかかわらず車内灯を消灯せずに走行しているケースが多いことから、近年の車両は大半がそういった仕組みになっている印象で、その場合は車内の蛍光灯を何本か抜くことにより対応していることがわかります。
とはいえ3月23日の記事でも述べたとおり、昔は節電とは関係なく日中の地上区間では車内灯を消灯していたのが、いつしかつけっぱなしで走るようになり、さらに安全のため前照灯を終日点灯するようになってからは、先の一括制御により消灯して走ることが絶対に不可能となってしまったわけですが、現在のように電力不足の状況に陥るようなことがあるならば、車内灯を独立して消せるようにするべきだったと思います。やはりそれもコストダウンの影響でしょうか。
ただ、7月中旬に京成の3700形に乗車したところ、車内灯を消灯して走行できるようになっており、駅到着の都度に点灯し、駅間走行中は消灯を繰り返していました。また、新京成8800形でも同じことをしているのを確認しています。確かに京成の公式サイトでは今夏の節電への取り組みとして日中は地下駅・トンネル等を除き消灯すると書かれており、さらに「※改造工事を実施した車両から順次実施します」とされていることから、いずれは全車両が消灯して走行できるようになることでしょう。(京成公式PDF)
しかし乗務員に点灯や消灯の習慣がつくまではトンネル等でつけ忘れて真っ暗になったりすることもあるようですが・・・w まぁたとえそういうことがあったとしても大目に見たいものです。
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