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2010年07月15日

京成新ダイヤ詳細





成田スカイアクセスの開業がいよいよ目前へと迫ってきました。この北総ルートを都心と成田空港を結ぶアクセス路線にすることはかなり昔から考えられていた構想であり、その長くかかった計画が京成の社運を賭けたプロジェクトとしてついに始動しようとしていることは感無量の思いで一杯です!

その開業日である17日からの新ダイヤの詳細が、8日に発売された時刻表によりわかりました。今改正からその時刻表についても大型サイズに拡大されたかなり立派なものになっています。

まず最初に当ブログの過去の記事について訂正があります。
新設されるアクセス特急について、当初40分毎と予想しながらその後20分毎に訂正しましたが、実際にはピーク時が20分毎で日中は40分毎でした。
このアクセス特急に充当されるのは基本的に京成車で、一部京急車も入ります。そして平日の下りアクセス特急を見てみると押上発や京急の神奈川新町発があるほか、その後三崎口発というロングランな運用も存在します。さらに日中はすべて羽田空港発となり、夕方は西馬込発、夜間は上野発に変わります。
なお、両空港間を結ぶ列車はアクセス特急だけではなく、平日夕ラッシュ時以降にも羽田空港発成田空港行の京成本線の快速特急や通勤特急が存在するのは現行と変わりありません。

あと日中の快速はすべて西馬込発着に変更され、西馬込〜佐倉間の運転になるというのは、以前は急行で成田発着もあったものの、昔の京成のダイヤに逆戻りという印象を受けます。だた早朝の上りに宗吾参堂発羽田空港行で都営線内主要駅停車のエアポート快速がしぶとく残っており、京急線内へ直通する京成本線快速が全廃されたわけではありません。それからもしかすると見落としがあるかも知れませんが、当方がザッと時刻表を見た限りでは京急車の京成本線高砂以遠への乗り入れが完全になくなってしまうように思えました。

次に本線経由とスカイアクセス経由の所要時間の差についてですが、シティライナーは主要駅にも停車するので端的には比較できないものの、上野〜成田空港のスカイライナーとの所要時間に30分もの差があるというのは、いかにスカイアクセス経由が速いかを物語っています。従ってスカイライナーは基本的に毎時2本の頻度ということもあり、成田空港と都心間を利用する場合にシティライナーの方が早着できるケースはまったくありません。
もっとわかりやすいのはシティライナーとアクセス特急とを比較した場合で、上野〜成田空港間で比べると前者の74分に対し、上野発着の後者の最速列車は59分と15分もの差で、1920円かかる有料特急よりも料金不要の1200円の一般特急の方が早いという現象が発生することにもなりました。アクセス特急の同区間59分というのは現行のスカイライナーの最速列車とまったく同レベルであり、まったく驚きの早さです。
ただしアクセス特急は基本的に40分毎の頻度のため、成田空港と高砂より都心側間を利用する場合に発車してしまった直後は、20分毎の本線特急を利用したほうが早くてなおかつ運賃も安く済むということを覚えておいたほうがよさそうです。

ところで、管理人は以前当ブログの新ダイヤの予想で、日中のスカイアクセス経由の特急と本線特急を高砂や青砥で接続させるべきだと述べましたが、現実には3分差ほどで接続しないようになっており、上りでは本線特急からアクセス特急に、下りはアクセス特急から本線特急に短時間で乗り換えることができても、それぞれその逆はムリなダイヤです。しかも同じく日中に一般特急で上野や日暮里〜成田空港間を利用する場合、上野〜青砥間でアクセス特急に接続するのは普通列車となっているので、所要時間が若干長くなってしまいます。それでも本線特急で同区間を利用した場合に比べ6〜9分ほど早くはあるものの、途中乗り換えなしで行ける点、そしてやはり運賃が安い点を考えて、どちらを選ぶかは利用客次第といったところでしょうか。。。

今回の成田スカイアクセスの開業により、最大の疑問点は運賃に差が生じる本線経由とスカイアクセス経由の利用客をどのように見分けるかで、その件については当ブログでもこれまで何度か触れてきましたが、驚くべきマメな方法を採用することがわかりました。
すなわち新幹線の16両編成停車に対応している空港第2ビルと成田空港の両駅のホームを、スカイアクセス用と本線用のそれぞれ8両編成ずつに分け、ホームにも完全な仕切りを設けて、さらに本線側のコンコースに中間改札を設置するというものです。このため、本線の利用客は改札を2度通らなければなりません。ここへきて16両の長大編成に対応したホームがこんな形で活かされることになろうとは思いもよらず、これまでの京成の運用上では少々過剰とも思えた設備も決して無駄ではなかったと言えそうです。しかも終点の成田空港駅では新設された8両編成分の1番線ホームに加え、現行の1面2線のホームを2〜5番線とすることで、最大5本の列車の発着が可能となるわけで、ひとつの線に2つの列車が入ることになるのでダイヤに多少の制約は生じるものの、容量は一気に増えることになりました。
ちなみに新設の1番線はスカイライナーの専用ホームにでもするのかと思いきや、スカイアクセスの一般列車専用ホームだそうです。

というわけで、17日からの京成新ダイヤの詳細について軽くまとめてみましたが、本線系統に有料特急を存続させる点や、本数を減らすようなことがなかった点は高く評価できるものの、思ったより変化がなかったという印象も受けました。スカイアクセスのスピードは見事なものですが、本線利用者としては線形が悪いとはいえ本線のさらなるスピードアップの努力にも期待したいところです。

以下、新型スカイライナー試乗会のようつべ映像で、160kmの世界をお楽しみください。まるで新幹線に乗っているうな感覚であると同時に、途中車掌さんのアナウンスにより現在の最高速度の案内がありますが、150kmから160kmへの到達時間の早さにも本当に驚かされます。。。




あと、高砂駅高架化後の金町線の様子と、前面展望映像もご覧ください。



posted by SS at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 成田スカイアクセス関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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