
京成創立100周年記念列車の第3弾として、ファイアーオレンジにモーンアイボリーの帯を巻いたリバイバルカラーの3300形3309〜3312編成が19日より営業運転を開始した模様です。これによりすでにリバイバルされた青電色、赤電オリジナル色を含め往年のカラーが出揃ったことになりますが、やはり現行の更新後の赤電の形態には今回のリバイバルカラーがもっともよく馴染んでおり、違和感もまったくありません。ただ、京成の業績悪化を象徴するカラーともいえるものであり、当時は利用者の評判も悪かっただけに、あまり復活させるには相応しくないような気もするところですが、今となってはとても懐かしい印象を受けます。
なお、リバイバルの第2弾までは3300形の中でも2次車以降の金属バネ台車を履いたグループが該当となったものの、第3弾の今回は検査時期の都合によるものか空気バネ台車を履いた1次車が選ばれました。また、これにより北総鉄道へ貸し出されている編成を含めると、現在3300形は5種類のカラーが見られるというすごいことになっています。なかなか難しいとは思うものの、せめて京成の現行色を含めた4種類を並べてぜひ記録に残してもらいたく、もっと言えば色違いの8両編成として赤電形式最後の優等運用で走らせることを強く希望したいものですが・・・
以下は同編成の18日に行われた試運転と、翌日以降の営業運転の様子を収めたようつべ動画です。


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