
京成電鉄が今月中旬に成田新高速鉄道の運賃認可の申請を行うことが濃厚らしく、北総線の運賃問題が大詰めを迎えるとのことです。その前にこの上旬にも千葉県側が運賃を値下げする方策を示すようですが、果たして実現するのでしょうか。。。
現在、京成本線の高砂〜成田空港間の運賃が890円なのに対し、北総線の高砂〜印旛日本医大間の運賃は820円であり、常識的に考えれば成田空港まで開業した場合のBルート経由の高砂〜成田空港間は1000円を超えることが必須かと思われますが、いろいろな問題が生じるため経由によって運賃に差をつけるとは考えられず、そこはどちらを経由しても現行の京成本線利用の運賃である890円に統一されることでしょう。しかし、そうなると今度は北総線の運賃が現行のままの場合、成田空港と北総線内の一部駅間の運賃よりも、より遠方となる高砂以遠の運賃の方が安いということになりかねないため、北総の運賃を値下げすることでそのへんのアンバランスさが生じないよう調整されるのではないかと予想しています。なお、経由による差がないのであればBルート経由となるスカイライナーの運賃も据え置かれることになるでしょうが、その分特急料金の方がある程度引き上げられる可能性は考えられなくもありません。
とにかく、いずれにしても北総線は成田空港まで開業することにより利用客も増えることですし、本当に高すぎてなかなか利用しにくい現在の運賃が初乗りも含めて値下げされることを強く期待したいものです。
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私は逆に京成本線経由の運賃と新高速線経由の運賃のバランスを取る為に逆に京成上野・京成高砂〜空港第2ビル・成田空港間の運賃を本線・新高速線経由問わず300円ほど上げて来ると思ったのですが、これまでの各報道と経緯を見てみると、どうやら北総の運賃の方を下げてバランスを取る可能性の方が大きいですね。
ただ値下げで北総の利用者は増えるのかと言うのが気になりますが、運賃が(定期代を含めて)安くなると北総線利用者には朗報ですよね。
経由する利用客は明らかに増加することでしょう。
その分、京成本線経由の利用客が減ることになりそうですが
とにかく高すぎる北総線の運賃が大幅に値下げされることを期待したいものです。