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2019年12月28日

京成車両の今年1年と今後





2019年も残すところあとわずかになりました。
今年の京成はスカイライナーの終日20分ヘッド化や3100形の登場など、結構大きな出来事があった年だったといえるでしょう。
個人的に平成時代以降で京成が大きく飛躍したのは、成田空港直下への乗り入れや北総・公団線の延伸による相互直通運転開始、そして3700形が登場した1991年と、成田スカイアクセスが開業し新型スカイライナーが運行を開始した2010年だったと考えているのですが、2019年もその中に含めてもいいのではないかという印象です。
今年最後となる今回の記事では、この1年間の京成車両についてあらためて振り返ってみるとともに、今後についても簡単に予想してみることにしました。

3100形については当ブログで何度も取り上げ、もはや述べ尽くした感が強いのですが、もう一度言わせてもらえば、まずその前面スタイルは他社の最新通勤型車両や今後登場予定の通勤型車両を含め、もっとも管理人好みであると断言できます!
個人的に京成の歴代通勤型車両の前面スタイルで心からカッコいいと思えるのは、この3100形のほかには3700形と3400形しかありません。
また、ハイバックシートは今後登場予定の小田急2代目5000形、TX-3000系、東京メトロ17000系・18000系などでも採用されないことを考えると、よく京成が採用したものだとあらためて感心させられます。
とくに小田急では以前にも述べたように車いすスペースに折り畳み座席を設けたり、袖仕切りがまだ小型のタイプだった車両において、その袖仕切りの座席側をモケット張りにするなど、他社ではあまり見られないサービスを行う会社なので、新型車両は間違いなくハイバックシートを採用するだろうと思っていたのですが、通常のロングシートとは意外でした。
そのほか、3100形のフリースペースにある腰当ても形状や床からの高さなどいろいろと議論が重ねられたものらしく、そのあたりのこだわりがかつての京成にはあまりなかったように思えます。

その一方で同じく当ブログにて以前指摘したワンハンドルマスコンの形状と運転台パネルについて、マスコンは仕方がないとして、やはりグラスコックピットぐらいは採用してほしかったと思えてなりません。
もっとも、今後登場予定の近鉄特急「ひのとり」向けの新型車両80000系が多方面でかなり先進的な内容を持ちながら計器類はアナログのままなので、それを考えるとどうしようもなく古いということはなく、要は各鉄道会社の考えによるものだとは思うのですが、関東のJRや大手私鉄、地下鉄の車両に限ればグラスコックピットを採用していないのは京成と京急ぐらいなもので、今後京急が新型車両で採用すると京成だけということになってしまうだけに、やはり今のうちに採用したほうがよかったでしょう。
京成にも乗り入れてくる都営5500形がグラスコックピット化されたというのに、逆にどうして今の時代に採用しなかったのか不思議なぐらいです。

ところで、3000形3050番台が8両編成6本体制だったのに対し、3100形3150番台は7本導入予定とされており、1本を増やすのは都営5500形と合わせていずれアクセス特急を20分毎にするからではないかと述べたことがありましたが、実際には予備車確保のためである可能性が高いことがわかりました。
これまでは予備車がないことから京成車両によるアクセス特急運用に3050番台ではない3000形や3700形が充当されることもありましたが、今後は大地震や大幅なダイヤ乱れなどが起きない限りオレンジカラーとされた3050番台や3150番台に統一されることでしょう。
3050番台のうち3051編成を除く残り5本がオレンジカラー化されたことから、3150番台と合わせてアクセス特急向け編成はすでに7本体制となっています。
そして3051編成だけはつい最近赤と青の帯とされて出場し、外観上は車番を見ない限り通常の3000形とほとんど見分けがつかなくなりましたが、車内は3050番台のブルー基調のままとなっているので、その点では判別が容易といえるでしょう。


それにしてもあのブルーの初代アクセス色がこれほどアッという間に消滅してしまおうとは、ちょっと残念な気がするのと同時に、そのあまりの仕事の早さに驚きを禁じえません。
いずれ京成カラーにするのであれば、なにもわざわざ一旦オレンジにする必要はなく、ブルーのままでよかったと思うのですが・・・
そもそも京急の車両もアクセス特急の運用に入る限り、京成の車両だけオレンジに統一しても無意味というものでしょう。
というわけで、アクセス特急向け車両がすでに7本化されたことからしても、今年度導入分の3100形2本のうちの1本は予備車確保のための増車ということで間違いないと思われ、そうなると今年度の代替はどうやらすでに廃車された3600形3638編成1本のみで済みそうです。

さて、今後についてですが来年度以降も順次3100形を導入予定とされているので、少なくとも2022年度までには7本すべてが出揃うことになるでしょう。
また2022年度といえばデジタルSR無線への改造が全車完了するタイミングでもあり、その改造のための予備車として増備された3000形3037・3038編成2本と、今後増備される3100形が5本なので、合わせて7本になります。
一方、現在2本残っている8両編成の3600形と、全部で5本ある3400形をプラスした数もちょうど7本というのは果たして偶然でしょうか。
以前当ブログでデジタル無線への改造が完了する2022年度が、京成から界磁チョッパ制御車両が消滅するターニングポイントではないかと述べたことがありますが、向こう3年間で3600形と3400形の代替を優先させるのであれば、その通りになるのは間違いないでしょう。
そして来年度は3100形を2本は増備すると思うので、まもなく界磁チョッパの3600形は終焉のときを迎えることになるかもしれません。
また、6両編成の3000形3039編成あたりもデジタル無線改造のための予備車として増備されているので、2022年度には3500形からも廃車が出ることが考えられます。
2023年度以降はおそらく3500形の代替が本格化することになるでしょう。
残念ながら個人的にはアクセス特急向けの3150番台にはほとんど乗車する機会がなく、また本線系統にこれ以上3000系列が増えることにもウンザリしているところで、まだ先のことではあるものの3500形の置き換え用として今度こそ赤と青帯の3100形登場に強く期待したいものです。
posted by SS at 00:00 | Comment(0) | 京成車両関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする