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2019年11月04日

京成新型3100形に初乗車


今さら感が強いながら、京成の新型車両3100形の営業運転開始から1週間後にして3151編成にようやく乗車することができたので、本来ならば月曜日は当鉄道ブログの更新日ではないものの、特別に簡単な感想などを記すことにしました。

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時間の都合上、乗車したのは青砥から押上までの短区間のみとなりましたが、一応座席にも座ることができました。
シート背もたれのハイバック化、そして座面のクッション性も含めて、とても座り心地のいいシートだったという印象です。
デュアルシートを含めない純粋なロングシートでのハイバック仕様については、関東の鉄道事業者では東急の車両ですでに採用例があるものの、まだほとんど普及しておらず、そういった新しいものを京成が一部の座席に試用とかではなく、全座席に採用するとは驚きを禁じ得ません。

さらに折り畳み式のスーツケース置き場の状況については、やはり管理人が10月19日の記事で予想したように、折り畳んだ状態を基本にして、スーツケースが置かれていない場合は乗客が任意で座面を倒して座ることが可能というような感じがしました。
スーツケースを置くか座るかは早い者勝ちといったところで、すでにスーツケースを置いている乗客に対して座りたいと迫る客や、その逆というのはめったにあり得ないかと思われるので、心配されたトラブルが起きることもあまりないでしょう。
ちなみにロングシートで座面が折り畳み式の構造になっている車両というのは、小田急の車椅子スペース部分や、絶滅となりつつあるJR各線と東急の6扉車などの例がありますが、スーツケースを置くことを目的としたものはこの3100形が初であり、そのあたりさすがは日本で最初の空港アクセス列車を走らせ、初代スカイライナーから早くもスーツケース置き場を備えていた鉄道事業者らしい発想だと感心させられるところです。
その一方で、ただでさえフリースペースの設置により1両あたりの座席数が減っている中、スーツケース置き場の部分も多くが折り畳まれている状態だと座れる人数が極端に少なくなってしまうだけに、欲を言えばそれこそ小田急車両の車椅子スペース部分のような折り畳み座席を、3100形の車椅子スペースやすべてのフリースペースにも設置すればなおよかったと思うのですが・・・

そのほか、心なしか従来の車両よりも騒音や振動が少なく、乗り心地も良く感じられたのですが、それはまだ車両自体が新しく、またちょうど高架化など線路改良が行われた区間だったからだと思われ、3000形とそれほど顕著な差はないことでしょう。
新たにSiC素子化されたVVVFの磁励音も、IGBT素子の3000形と比べてとくに大きな違いは感じられません。

ところで、個人的にはこれまでアクセス特急にほとんど乗車したことがなく、今回はじめてその利用状況を目の当たりにしたのですが、休日午後の青砥駅の上りで、とくに中間車両では通勤時並の混雑が見られました。
前述したように座席数が減ったことで立客が多く感じられたこともあるかと思いますが、今後成田空港とスカイアクセスの利用客がますます増えることが見込まれるだけに、アクセス特急こそなるべく早めに20分毎にするべきではないかと感じた次第です。

なお、当ブログ前回11月1日の記事の末尾で、本線仕様とされた3000形3050番台が運行を開始した時点で3600形などから廃車が出るのは間違いないと述べましたが、その時点ですでに3600形3638編成が運行を終了していたことが明らかになりました。
この編成は本年7月中旬に3636-3637の2両が抜かれ6連で運行されていましたが、それからわずか3ヶ月ほどで以下の8両すべてが除籍されたことになります。

3631-3632-3633-3626-3627-3638(3636-3637)

まさか3050番台の本線仕様化を待たずして廃車が出るとはかなり意外なことでした。
そのうえこの3638編成といえば2018年10月に重要部検査が行われたばかりで、まだまだ運行できる車両だったというのに、それからわずか1年ほどで除籍されてしまったことに誰もが驚いているようです。
これにより界磁チョッパの3600形は3658編成と3688編成の残り2本となってしまったわけですが、今年度はあと8連1本の廃車が出るのはほぼ確実なだけに、そのいずれかの編成もまもなく運行を終えることになるかもしれません。
あるいは今度は3500形更新車の可能性も考えられますが・・・

posted by SS at 23:50 | Comment(0) | 京成車両関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする